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資料3-8 藤井先生提出資料 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第77回 3/23)《厚生労働省》
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第六波のオミクロン株感染急拡大における課題
◆ 第六波においては、オミクロン株の影響によりこれまでにない大規模な感染拡大が継続し、高齢者の入院患者が急増、
救急搬送困難事案も増加するなど医療提供体制が極めてひっ迫し、2月8日には医療非常事態宣言を発出。
◆ 高齢者施設等におけるクラスターが多数発生し、施設入所者の多くが施設内療養となった。
◆ あわせて保健所業務がひっ迫し、患者情報の把握等に時間を要する事態となった。
◆ 死亡例の約9割以上を70代以上の高齢者が占め、死亡例のうち約6割が診断前及び診断7日以内に死亡。
●主な課題

【保健所業務・
クラスター対策】

1.大規模な感染拡大の継続により保健所業務がひっ迫し、発生届の処理(HER-SYS入力)、患者への
ファーストタッチや療養決定が遅延
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2.重症化リスクのある患者対応への保健所業務の重点化を進めたが、高齢者施設等クラスターへの対応を
確実に行える体制の確保が必要

1.軽症中等症病床が極めてひっ迫(高齢者の入院が約8割を占め、新型コロナ以外の原疾患を有する患者が増加)
2.新型コロナ患者の増加に加え、一般救急増加により救急搬送困難事案が急増
【医療・療養体制】

3.高齢者施設の入所者のうち、入院者は約1割、施設内療養となる方が約9割(2月末時点)
4.院内クラスターや職員の自宅待機などにより病床運用に支障
5.患者の高齢化により、入院期間が長期化するとともに転院先の確保が困難

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