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資料2 今後の医師偏在対策について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41095.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第5回 7/3)《厚生労働省》
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研究計画・方法等について

令和5年度第3回 医道審議会
医師分科会 医師専門研修部会
令和5年9月11日

資料2(日本専
門医機構資料)

【研究全体の計画・方法】
⑴ シーリングの効果に関する基礎的調査・効果分析
シーリングが行われた専門研修の専攻医等を対象にしたアンケートならびに追跡調査を行い、
医師の地域移動や診療科選択の実態を調査する。この結果をもとに、地域偏在対策効果や診療
科偏在対策効果があるかを検証する。
⑵ シーリング手法の検証と効果的指標の開発
シーリングの算出では都道府県別・診療科別の必要医師数を基に計算を行っているが、諸外国
における指標も参考にしつつ、より効果的・合理的な指標の開発を検討する。
⑶ 都道府県・診療科の選択要因の基礎的調査・分析
各基本領域の専攻医・専門医に対して、当該地域・領域を選択した要因についてのアンケート
調査を実施し、地域選択や診療科選択の要因を検討する。
【研究成果の活用】
○ 本研究の研究報告は、令和6年5月末頃になる予定であり、研究成果を踏まえ、日本専門医
機構において十分に議論し、各基本領域学会とのコンセンサスを形成しながら、今後のシーリ
ング等の検討を行いたいと考えている。
○ そのため、実際に本研究成果での提言を踏まえたシーリング案等の活用については、専門研
修部会での議論等も必要となることから、令和8年度研修開始の専攻医募集からになる予定。

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