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資料2 今後の医師偏在対策について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41095.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第5回 7/3)《厚生労働省》
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第4回検討会における関連するご意見(抜粋)①
医師偏在対策について
【専門研修】
○ 専門研修の募集定員設定を行っているが、激変緩和措置という名のもと、募集定員が固定化されている状態が続い
ているため、偏在対策としては不十分ではないか。
○ 若手医師だけでなく、指導医の確保が非常に重要となっており、指導医が医師多数県から医師少数県に来てもらう
有効な対応を期待したい。
○ 外科の専門研修に進んだが、途中で研修をやめて、美容外科に従事するという人もいると聞いており、今後の専門
医制度の在り方についても検討が必要ではないか。
【中堅以降の医師】
○ 定年後に地方で働きたいという医師がいると聞いており、即効性のある偏在対策として、高齢医師の活用について
検討すべきではないか。
○ 中堅クラスの医師が地方に行きたいというときの窓口をつくるべきではないか。都道府県が窓口となるか、あるい
は、学会がこういった窓口を担うべきではないか。足りないところに適した診療技術をもつ医師を行政や学会が配置
できるようにする取組をしていくべきではないか。
【総合的な診療能力を有する医師・リカレント教育】
○ 総合診療については、若い人たちのキャリアを考えられていないのではないか。
○ 中堅の医師が地域で必要な診療科について学び直す際に、個人の気持ちに頼るのではなくて、システムとして学び
直す機会があるべきではないか。
【医師の派遣】
○ 地域枠の義務年限修了した医師の派遣について、今後の偏在対策の視点として入れてほしい。
○ 各診療科の学会がプロフェッショナル・オートノミーを効かせて、地方にある大学と都市部の大学が協力して地方
に医師派遣していくべきではないか。
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