第７章

まとめと提言

答申 Ｐ.３７－Ｐ.３８
 健康スポーツ医学実践ガイドのさらなる活用に向けた提言
研修会・講習会の開催
研修内容の平準化のため、実践ガイドに準拠したテーマを設定するよう促す。日医認
定健康スポーツ医資格保有者だけでなく、他の医師や保健師、薬剤師等の参加を広く
認めることで、スポーツ医活動への関心を高めることが期待される。
動画作成
実践ガイドの各項目に対応した動画を無料で、一般の方も閲覧できるページに掲載す
る。
新しいコンテンツの導入
生活習慣病管理料改定に合わせ、参考情報を取りまとめたサイトの作成が必要である。
実践ガイドとリンクした内容とすることで、かかりつけ医やリハビリテーション分野
の主治医に役立つ情報を提供する。
地域の医師会活動
地域の医師会において、日医認定健康スポーツ医が不在であったり、実践ガイドの存
在を知らない地域もある。積極的なスポーツ医資格取得ならびに委員会設置をしてい
くことが重要である。
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第７章

まとめと提言

 運動・スポーツ関連資源マップの作成について①

答申

Ｐ.３８－Ｐ.３９

スポーツ庁に向けた提言
「運動・スポーツ習慣化促進事業」の拡充を図る。本事業は継続的な実施や支援が必
要な取り組みであることから、予算の増額だけでなく、生涯スポーツの振興にも注力
できる枠組みを充実させることが重要である。
厚生労働省に向けた提言
「健康日本２１」のアクションプランに運動・スポーツ関連資源マップを取り入れる。
本事業は「健康日本２１」の理念とも合致するため、健康スポーツ医は医療機関内で
の取り組みだけでなく、健康的なまちづくりという観点からも活躍できる。
日本医師会に向けた提言
都道府県医師会や郡市区医師会に対して、運動・スポーツ関連資源マップの作成支援
を行う。
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