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資料2-32       ワクチン接種後のGBS報告一覧[807KB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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【報告した報告者(医師)のコメント】
現段階ではギラン・バレー症候群の疑いとして加療中であり、まだ確定診断には至っていないが、重篤な状態で
あることには変わりはなく、新型コロナウイルス接種後のギラン・バレー症候群発症疑い症例として報告すること
とした。ただし、ワクチン接種後から発症までの日数が 2 日間とかなりの短期間であり、新型コロナウイルスワク
チンの接種が今回の発症に実際に関与している可能性はそれほど高くはないのではと思われる。

ギラン・バレー症候群(GBS)症例の調査票:
1. 臨床症状:報告時点までの、症状の極期におけるヒューズの機能尺度分類(当てはまるものを一つ選択):歩
行器、またはそれに相当する支持なしで 5 メートルの歩行が可能。
2. 疾患の経過:単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの間隔が 12 時間から 28 日
間であって、その後に臨床的安定期を迎えた(報告時点までの内容を元に選択)。
3. 電気生理学的検査:検査日は 2023 /11/28。GBS とは一致しない。
4. 髄液検査:検査日は 2023/11/24。細胞数 1、糖 94、タンパク質 48。蛋白細胞解離あり:検査室正常;値を超
える CSF 蛋白質レベルの上昇および、50 細胞/μL を下回る CSF 総白血球数。
5. 鑑別診断:別表に記載されている疾患等の他の疾患に該当しない。
6. 画像検査(磁気共鳴画像診断(MRI)撮像):検査日は 2023/11/27。その他部位所見:両側顔面神経の造影
病変。
7. 自己抗体検査:検査日は 2023/11/24。
8. 先行感染の有無:不明。

修正:本追加報告は、前報の修正報告である:経過の「2023/11/24、患者は顔面神経麻痺と感覚鈍麻を発現し
た。事象(顔面神経麻痺と感覚鈍麻)の重篤性と因果関係は提供されなかった。」の記述は、「2023/11/24、患
者は顔面神経麻痺と手のしびれを発現した。事象(顔面神経麻痺と手のしびれ)の重篤性と因果関係は提供さ
れなかった。」に更新された。

追加情報(2023/12/11):本追加報告は、PV202300193200 と PV202300198465 が重複症例であったため、情
報を統合することを報告するものである。今後全ての情報は PV202300193200 にて管理する。

本報告は、規制当局から新たに連絡可能な報告者(医師)から受領した自発報告である。

PMDA 受付番号: v2310001011 (PMDA)。
更新情報: 新しい報告者が追加された;患者情報(患者の年齢、ワクチン接種時の年齢)が更新された;臨床検
査値が追加された;関連する病歴(橋本病、高脂血症)追加;製品データ (ワクチン接種日の追加、新たな被疑
薬インフルエンザ ワクチンの追加)、新しい事象「ギラン・バレー症候群」および事象の症状が追加された。
再調査は完了したため、追加情報の入手予定はない。

追加情報(2024/01/15):本報告は追加調査により同じ医師から入手した情報である。
更新情報:患者詳細、関連する病歴、臨床検査データ、ワクチン接種歴の詳細、被疑ワクチンの詳細(インフル
エンザワクチンの接種経路および解剖学的部位)、併用薬、新規事象(急性運動感覚性軸索型ニューロパチ
ー)、事象詳細(事象ギラン・バレー症候群の報告者用語および入院の詳
細)。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

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