よむ、つかう、まなぶ。
資料2-32 ワクチン接種後のGBS報告一覧[807KB] (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
7
薬剤師より、61 歳女性患者の情報を入手。
体重:56.65kg、身長:159.0cm。妊娠なし。
患者には、原疾患・合併症として腰部脊椎狭窄症の痺れ、腰部脊椎狭窄症(発病時期:不明)、骨粗鬆症(発病
時期:不明)、右腓骨静脈内血栓症(慢性期)(発病時期:不明)、右膝関節症(発病時期:不明)、高血圧症、多
発性ニューロパチー(発病時期:不明)の原疾患・合併症があった。患者は既往歴としてミオパチー、シェーグレ
ン症候群疑い(発病時期:2024/02 頃)があった。
患者は 1997/01/10 に生体腎移植の手術歴があり、免疫抑制剤を使用中。
アレルギーはなかった。
予防のため肺炎球菌ワクチン注射剤(ニューモバックス NP シリンジ)、2024/03/08 に皮下にて接種した(ロット
番号:不明、接種量は報告されていない)。
その他の被疑薬として、メチルプレドニゾロン(メドロール)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:8mg×1 回/
日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン配合(トアラセット)
(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:4 錠×3 回/日)、ミロガバリンベシル酸塩(タリージェ)(剤型:錠剤、投与
経路:経口、投与量:5mg×1 回/日)があった。
その他の併用薬として、シクロスポリン(シクロスポリン)(剤型:カプセル、投与経路:経口、投与量:50mg×2 回
/日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、アザチオプリン(イムラン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、
投与量:50mg×1 回/日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、ドチヌラド(ユリス)(剤型:錠剤、投与
経路:経口、投与量:4mg×1 回/日)、トリクロルメチアジド(フルイトラン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:
1mg×1 回/日)、フロセミド(フロセミド)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:40mg×1 回/日)、アルファカルシ
ドール(アルファカルシドール)(剤型:カプセル、投与経路:経口、投与量:1.0μg×1 回/日)ボノプラザンフマル
酸塩(タケキャブ)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:10mg×1 回/日)、アトルバスタチンカルシウム水和物
(アトルバスタチン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:10mg×1 回/日)、ブロチゾラム(ブロチゾラム)(剤
型:錠剤、投与経路:経口、投与量:0.25mg×1 回/日)、ゾルピデム酒石酸塩(ゾルピデム酒石酸塩)(剤型:錠
剤、投与経路:経口、投与量:5mg×1 回/日)、メコバラミン(メチコバール)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与
量:500μg×2 回/日)、ポラプレジンク(プロマック)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:75mg×2 回/日)、ニ
フェジピン(ニフェジピン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:40mg×2 回/日)、サクビトリルバルサルタンナ
トリウム水和物(エンレスト)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:100mg×2 回/日)、ポリカルボフィルカルシ
ウム(コロネル)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:500mg×3 回/日)、アレンドロン酸ナトリウム水和物(ア
レンドロン酸)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:35mg/週、使用理由:骨粗鬆症)があった。
2024/03/08、患者は受診日の朝より、元々の腰部脊椎狭窄症の痺れがあった。患者は腎臓内科外来にて肺炎
球菌ワクチンを接種し帰宅(前述)。帰宅後より痺れの増悪があり四肢の脱力、歩けなくなった(痺れの悪化、四
肢の脱力、「歩けなくなる」が発現)。痺れは明らかに投与後に悪化しているようだった。先行感染はなかった。
過去にはミオパチーなどもなったので、まずはギランバレーが疑われた(ギランバレー症候群疑いが発現)。ギ
ランバレー症候群疑いの臨床症状として、両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下があった。
2024/03/13、脱力が緩やかに増悪してきたため、腎臓内科外来を受診し、脱力原因精査、四肢の脱力、「歩け
なくなる」、痺れの悪化、ギランバレー症候群疑いのため入院した。抗 GM1 IgG 抗体:陽性であった。
2024/03/14 時点で、患者は継続入院中であった。呼吸器症状がまだないため、ギランバレー症候群の確定診
断は出ていなかった。医師が他の疾患を確認しており、報告薬剤師が薬剤の影響を調べていた。
2024/03/15、電気生理学的検査(神経速度検査)実施。GBS とは一致しない。
2024/03/18、両像検査(磁気共鳴画像診断(MRI)撮像)を実施。
3
薬剤師より、61 歳女性患者の情報を入手。
体重:56.65kg、身長:159.0cm。妊娠なし。
患者には、原疾患・合併症として腰部脊椎狭窄症の痺れ、腰部脊椎狭窄症(発病時期:不明)、骨粗鬆症(発病
時期:不明)、右腓骨静脈内血栓症(慢性期)(発病時期:不明)、右膝関節症(発病時期:不明)、高血圧症、多
発性ニューロパチー(発病時期:不明)の原疾患・合併症があった。患者は既往歴としてミオパチー、シェーグレ
ン症候群疑い(発病時期:2024/02 頃)があった。
患者は 1997/01/10 に生体腎移植の手術歴があり、免疫抑制剤を使用中。
アレルギーはなかった。
予防のため肺炎球菌ワクチン注射剤(ニューモバックス NP シリンジ)、2024/03/08 に皮下にて接種した(ロット
番号:不明、接種量は報告されていない)。
その他の被疑薬として、メチルプレドニゾロン(メドロール)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:8mg×1 回/
日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン配合(トアラセット)
(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:4 錠×3 回/日)、ミロガバリンベシル酸塩(タリージェ)(剤型:錠剤、投与
経路:経口、投与量:5mg×1 回/日)があった。
その他の併用薬として、シクロスポリン(シクロスポリン)(剤型:カプセル、投与経路:経口、投与量:50mg×2 回
/日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、アザチオプリン(イムラン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、
投与量:50mg×1 回/日、投与期間:1997/01/10、使用理由:腎移植後)、ドチヌラド(ユリス)(剤型:錠剤、投与
経路:経口、投与量:4mg×1 回/日)、トリクロルメチアジド(フルイトラン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:
1mg×1 回/日)、フロセミド(フロセミド)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:40mg×1 回/日)、アルファカルシ
ドール(アルファカルシドール)(剤型:カプセル、投与経路:経口、投与量:1.0μg×1 回/日)ボノプラザンフマル
酸塩(タケキャブ)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:10mg×1 回/日)、アトルバスタチンカルシウム水和物
(アトルバスタチン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:10mg×1 回/日)、ブロチゾラム(ブロチゾラム)(剤
型:錠剤、投与経路:経口、投与量:0.25mg×1 回/日)、ゾルピデム酒石酸塩(ゾルピデム酒石酸塩)(剤型:錠
剤、投与経路:経口、投与量:5mg×1 回/日)、メコバラミン(メチコバール)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与
量:500μg×2 回/日)、ポラプレジンク(プロマック)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:75mg×2 回/日)、ニ
フェジピン(ニフェジピン)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:40mg×2 回/日)、サクビトリルバルサルタンナ
トリウム水和物(エンレスト)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:100mg×2 回/日)、ポリカルボフィルカルシ
ウム(コロネル)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:500mg×3 回/日)、アレンドロン酸ナトリウム水和物(ア
レンドロン酸)(剤型:錠剤、投与経路:経口、投与量:35mg/週、使用理由:骨粗鬆症)があった。
2024/03/08、患者は受診日の朝より、元々の腰部脊椎狭窄症の痺れがあった。患者は腎臓内科外来にて肺炎
球菌ワクチンを接種し帰宅(前述)。帰宅後より痺れの増悪があり四肢の脱力、歩けなくなった(痺れの悪化、四
肢の脱力、「歩けなくなる」が発現)。痺れは明らかに投与後に悪化しているようだった。先行感染はなかった。
過去にはミオパチーなどもなったので、まずはギランバレーが疑われた(ギランバレー症候群疑いが発現)。ギ
ランバレー症候群疑いの臨床症状として、両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下があった。
2024/03/13、脱力が緩やかに増悪してきたため、腎臓内科外来を受診し、脱力原因精査、四肢の脱力、「歩け
なくなる」、痺れの悪化、ギランバレー症候群疑いのため入院した。抗 GM1 IgG 抗体:陽性であった。
2024/03/14 時点で、患者は継続入院中であった。呼吸器症状がまだないため、ギランバレー症候群の確定診
断は出ていなかった。医師が他の疾患を確認しており、報告薬剤師が薬剤の影響を調べていた。
2024/03/15、電気生理学的検査(神経速度検査)実施。GBS とは一致しない。
2024/03/18、両像検査(磁気共鳴画像診断(MRI)撮像)を実施。
3