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資料2-32       ワクチン接種後のGBS報告一覧[807KB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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2024/01/09、キャッチアップ初回接種として組換え沈降 9 価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)
を接種(前述)。
2024/01/16 夜、足(下肢全体)のだるさ、筋肉痛のようないたみが出た。階段の昇り降りが難しい症状があった
(足のだるさ(両下肢倦怠感)、筋肉痛、階段の昇り降りが難しいが発現)。臨床症状として、両側性かつ弛緩性
の上肢や下肢の筋力低下が発現。報告時点までの、症状の極期における Hughes の機能尺度分類 :軽微な
神経症候を認めた。
2024/01/18、近隣のハートセンターA に循環器科を受診。血液検査(凝固能検査と考えられる)、血流検査(超音
波検査)を施行し、異常は認められず、血栓症血管病変による症状ではないと診断であったが症状は変わらず
であった。
2024/01/20、報告医師 A に電話にて相談あり。症状に改善がないため、D 神経内科を受診した。神経伝達検
査にてギラン・バレー症候群疑い、症状は軽いため時間をあけて再度受診するように指示された(ギラン・バレー
症候群疑いが発現)。
2024/01/27、D 神経内科再診。念のため総合病院紹介指示をされた。
2024/02/06、H 市民病院受診。症状はほぼ改善しており、このまま自然治癒する可能性が高いと言われた。確
定診断や、原因検索するために検査することはできるが、身体的負担が大きいことを考慮して検査は行わなか
った。
2024/02/21、報告医師 A に状況を電話にて報告した。症状は変わらず。
2024/02/26、報告医師 A を受診。機能低下運動機能障害は認めなかった。(今後、病院 C 産婦人科に相談、
紹介予定)。足のだるさ(両下肢倦怠感)、階段の昇り降りが難しいは回復。
2024 年(日付不明;)、疾患の経過として、単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの
間隔が 12 時間から 28 日間であって、その後に臨床的安定期を迎えた (報告時点までの内容を元に選択)。
電気生理学的検査、鑑別診断、自己抗体の検査は不明。髄液検査、画像検査(磁気共鳴画像診断(MRI)撮
像)は未実施。先行感染の有無はなかった。

報告時点で、ギラン・バレー症候群疑いの転帰は不明。筋肉痛は未回復。

組換え沈降 9 価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)のロット番号[X005060]は自社管理品であ
ることが確認された。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

(参考)事務局追記
2024/1/9 接種当日
2024/1/16 接種後 7 日
2024/1/18 接種後 9 日
2024/1/20 接種後 11 日
2024/1/27 接種後 18 日
2024/2/6 接種後 28 日
2024/2/21 接種後 43 日
2024/2/26 接種後 48 日

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