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資料5                予防接種データベースについて[7.1MB] (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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NDBを活用して特定の疾患の患者数を集計する上での課題と必要な対応
課題
〇 NDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)は医療機関から保険者への請求情報であり、傷病名や投薬・処置等の記録が含まれるが、
NDBを用いて特定の疾患の患者数を集計する上では主に以下の課題がある。
・レセプト上の傷病名は、疑い病名を含む複数の病名が付与されるため、患者の真の病態を反映した病名以外の病名が付与される可能性がある。
・疾患によって、NDB上での集計のしやすさが異なる。
(例:ギラン・バレー症候群に対してはNDB上に特異的な傷病名があるが、脳炎や脳症に対してはNDB上、多数の傷病名が付与されうる。)
対応
○ 接種者と非接種者の比較分析で活用する場合は、両群に一定の「ノイズ」が含まれても、評価上、大きな問題とはなりにくいと考えられる。
○ NDB上での疾患の定義に当たり、複数の傷病名や検査等を組み合わせて定義の精度を高めることや、推計結果を我が国の各疾患の患者数等の
既報(統計情報)と比較するといった評価を行う必要がある。
○ 上記の点も含め、レセプト解析の専門家・臨床の専門家と検討し作成することが必要である。
※いずれの対応も、今後、専門家も含めた技術的検討が必要であることに留意。

NDBに格納される情報

出典:「NDBの利用を検討している方へのマニュアル 〈オンサイトリサーチセンター編〉」(厚生労働省保険局医療介護連携政策課 保険データ企画室 ) https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000557476.pdf

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