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資料5 予防接種データベースについて[7.1MB] (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
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予防接種DBを活用した予防接種の安全性に係る調査等について
方向性
•
2023年9月の本合同部会の議論を踏まえ、予防接種DBを活用して、接種者と非接種者におけるリスクの比較
(リスクの検証)を行う方向性で、研究班等における検討を行いつつ、関係の専門家(国立感染症研究所、
PMDA、レセプト情報に関して知見を有する研究者等)の協力も得て、対応する。
•
幅広い解析を可能としつつ、解析結果の疫学的妥当性を可能な限り担保するため、予防接種DBに格納される接種
歴やワクチンに係る情報の他、予診票情報等、予防接種法の規定を踏まえて収集可能な情報を活用する。
•
その際、予防接種DBや連結可能な公的DB(NDB等)の情報の性質等を念頭に、実施可能な分析の範囲や結果の
制約を考慮する。
【主な考慮事項】
予防接種DBに格納される情報の特性を踏まえると、全く未知かつ想定しない疾病等の検出は困難。
諸外国の状況を踏まると、リスクに関する仮説を事前に設定した上で分析することが適当。
臨床試験等により既知のリスクであっても、定期接種化後の社会への影響を評価することが適当。
NDBの情報の特徴から、厳密なリスクの検証(因果関係の評価)は困難である可能性が高い。
•
また、予防接種DBと連結解析するNDBの特性を踏まえ、適切に解析可能な疾病に絞り込んで解析することとし、
副反応疑い報告基準やワクチンの科学的知見を踏まえ、解析対象とする疾患の範囲を定める。
•
解析対象とする疾患をNDBを用いて適切に集計するため、我が国で利用可能なデータに基づいて、諸外国の取組
状況を参考に、一定の妥当性が担保できる「疾患の定義」を定める。さらに、NDBによる分析に係る先行研究等
も踏まえ、DBの統計学的な解析手法についても検討する。
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方向性
•
2023年9月の本合同部会の議論を踏まえ、予防接種DBを活用して、接種者と非接種者におけるリスクの比較
(リスクの検証)を行う方向性で、研究班等における検討を行いつつ、関係の専門家(国立感染症研究所、
PMDA、レセプト情報に関して知見を有する研究者等)の協力も得て、対応する。
•
幅広い解析を可能としつつ、解析結果の疫学的妥当性を可能な限り担保するため、予防接種DBに格納される接種
歴やワクチンに係る情報の他、予診票情報等、予防接種法の規定を踏まえて収集可能な情報を活用する。
•
その際、予防接種DBや連結可能な公的DB(NDB等)の情報の性質等を念頭に、実施可能な分析の範囲や結果の
制約を考慮する。
【主な考慮事項】
予防接種DBに格納される情報の特性を踏まえると、全く未知かつ想定しない疾病等の検出は困難。
諸外国の状況を踏まると、リスクに関する仮説を事前に設定した上で分析することが適当。
臨床試験等により既知のリスクであっても、定期接種化後の社会への影響を評価することが適当。
NDBの情報の特徴から、厳密なリスクの検証(因果関係の評価)は困難である可能性が高い。
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また、予防接種DBと連結解析するNDBの特性を踏まえ、適切に解析可能な疾病に絞り込んで解析することとし、
副反応疑い報告基準やワクチンの科学的知見を踏まえ、解析対象とする疾患の範囲を定める。
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解析対象とする疾患をNDBを用いて適切に集計するため、我が国で利用可能なデータに基づいて、諸外国の取組
状況を参考に、一定の妥当性が担保できる「疾患の定義」を定める。さらに、NDBによる分析に係る先行研究等
も踏まえ、DBの統計学的な解析手法についても検討する。
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