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02  令和7年度概算要求 主要事項の概要 (5 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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(4)国連大学事業への協力
425 百万円
(前年度予算額 132 百万円+令和5年度補正予算額 196 百万円)
国連大学は国連のシンクタンクとして 1975 年に活動を開始した日本に本部
を置く唯一の国連機関であり、世界各地に設置された 13 の研究所を始めとし
て世界的なネットワークを有する。当初より有していた研究機能のほか、2009
年に学位の授与が可能となったことを受けて、修士・博士課程の学生を世界中
から受け入れるようになっており、教育機関としての機能も果たしている。
国連との協定に基づく我が国の責務を全うすべく本部施設の計画的な修繕を
行うほか、ホスト国として国連大学による事業を支援し、SDGs 達成等に向け
た新たな知見の創出に寄与するとともに、国際社会で活躍する地球規模課題解
決に資する国内外の人材育成に貢献する。

◆日本・国際連合大学共同研究事業拠出金

147 百万円(132 百万円)

○大学院プログラム
国連大学サステイナビリティ高等研究所では、修士課程・博士課程(サ
ステイナビリティ学)を開講し、国際社会での活躍が期待される学生を
養成。また、日本国内の大学との国際連携を推進し、単位互換プログラ
ム等を提供する。
○国際協力プロジェクト
860 の大学・国連組織・NGO が参加する「高等教育サステイナビリティ・
イニシアティブ(HESI)」に高等教育における AI 活用の機会とリスクに
係る議論の場を立ち上げ、国連本部に提出する提言を取りまとめる。世
界の大学とネットワークを形成しつつ、国内大学の HESI 参加を促進し、
海外における日本の大学のプレゼンスを向上する。
○SDGs 推進グローバル人材育成のためのプラットフォーム構築
国連大学がハブとなり、国内の大学が SDGs 推進に関して連携・対話を
行うフォーラムを実施する。
◆国連大学の施設整備
278 百万円(令和5年度補正予算額 196 百万円)
国際連合と我が国との協定に基づき、日本政府は国連大学本部施設の構
造的破損の予防・修繕に責任を有する。建設から 30 年以上を経過し老朽化
していることを踏まえ、国内外の利用者が安全・安心に利用できる教育研
究環境を確保するため、計画的な修繕が必要不可欠である。経年劣化によ
り機能が低下しているほか、部品故障による冷却塔の停止や、空気調和器
の加湿機の停止、ダンパーの動作不良による換気機能の停止など教育研究
の実施に深刻な影響を与えている空調設備について、更新を行う。

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