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02  令和7年度概算要求 主要事項の概要 (6 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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(5)高度外国人材子弟の教育環境の整備
(前年度予算額

71 百万円
71 百万円)

高度外国人材の呼び込みは、イノベーション創出や地域経済の活性化等の観点
から我が国において大きな政策課題となっている。他方、それらの外国人材が日
本での勤務を行う際に、その子弟に魅力的な教育環境が整備されていることを求
める傾向にあることが明らかになってきている。
これを受け、高度外国人材にとって魅力的な教育環境となるモデル創出を行い、
今後、全国の自治体や学校等へ横展開することを目指す。
◆高度外国人材子弟の教育環境整備に係る調査研究事業 70 百万円(70 百万円)
高度外国人材にとって魅力的な教育環境整備を行っている自治体、学校やイ
ンターナショナルスクール等により、横展開が可能なモデルを創出する。

(6)国際バカロレアの推進

100 百万円
(前年度予算額 100 百万円)

国際バカロレア(IB)は、グローバル人材を育成する国際的な教育プログラ
ムであり、我が国は 1979 年より IB 機構に拠出を行い、近年では、政府とし
て、IB 認定校等を 200 校以上にする目標を各種政策文書で掲げ、国内での普及
に取り組んできた。その結果、2023 年に目標を達成し、2024 年3月現在の IB
認定校等数は 241 校となっている。
また、「国際バカロレアの普及促進に向けた検討に係る有識者会議」(2022 年
度実施)の報告も踏まえ、IB 導入の効果等を可視化するための調査研究や好事
例等の収集を 2023 年度から開始した。今後、その成果を広く発信すること
で、自治体・学校・大学等での IB の導入や活用の検討を促す。
◆国内推進体制の整備
57 百万円(56 百万円)
IB の教育効果等に関する調査研究を行うとともに、「文部科学省 IB 教育推
進コンソーシアム」を通じた研究結果の発信、IB の導入・活用に関する個別
相談対応及びイベント等での情報交換の促進等を行う。
◆国際バカロレア機構との協力
42 百万円(43 百万円)
IB 機構との協力の下、高校レベル(DP)の一部科目について日本語での授
業及び最終試験の受験を可能にし、国内での IB 教育の普及を促進する。

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