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資料1 第6回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43275.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第6回 9/24)《厚生労働省》
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②処方箋事前送付の合理化・利便性向上
医療機関・薬局向けニーズ調査結果

○ 処方箋事前送付の合理化・利便性向上についても、同じ方法・対象でニーズ調査を実施したところ、回答者の78.7%の施設が「有益で
ある」という結果であった。患者自身が薬局に処方箋を送付する手間を削減でき、満足度向上に繋がる点などに期待する声が多かった。
○ 医療機関・薬局からのニーズも踏まえ、今後実現性を検討する必要があるが、運用上の課題や、システム実装上の課題等についても検
討をする必要がある。(他省庁・他部局との調整を含む。)
医療機関・薬局向けニーズ調査結果

(n=5,159)

患者が事前にマイナポータルに「かかりつけ薬局」を登録
しておくことで、医療機関で電子処方箋が発行された後、
当該登録薬局に処方箋が送信され、患者の来局前に薬局で
調剤を開始できる機能は有用か。

79%

12% 9%

有用である/有用ではないと回答した理由

・「電子処方箋を選択したから、手ぶらで薬局へ行っていいよね。行ったら、お薬はもう
準備されているよね。」と、マイナンバーカード持参で電子処方箋を選択した人の多く
がそう言われるため。患者が電子処方箋を使用する最大のメリットはこの機能だと思う。
・かかりつけ薬局として、安定して顧客と対応できる事により業務も在庫も薬局の経営も
安定するため。
・あらかじめ処方箋原本を取得できることで、医薬品提供不足や在庫のない医薬品の対応
ができるため。
・現時点で、SNSやメールを使った処方箋予約サービスがあるため、電子処方箋にこれ以
上、機能を追加して、パソコン動作を重くしたり、維持費や開発費にお金をかけないで
ほしい。
・患者が必ず登録したかかりつけ薬局に行くとは限らないので、自動送付にしないほうが
良い。
処方箋事前送付の合理化・利便性向上に関連する課題

0%

20%

40%

有用である

60%

有用ではない

80%

その他

100%

・薬局が電子処方箋を取り込むためには、薬局システムから電子処方箋管理サービスに要
求を投げ、電子処方箋ファイルを取得する必要があるが、薬局側は何をトリガーに電子
処方箋が登録されたことを把握するようにするか。
・電子処方箋を発行・事前送付後に、事前に登録した薬局と異なる薬局に患者が来局した
場合の対応をどのようにするか。
・現在、オンライン診療・オンライン服薬指導におけるマイナ在宅受付Webを活用するこ
とで、薬局への処方箋送付が可能となっており、当該機能とのすみわけをどのように整
理するか。
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