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資料1 第6回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43275.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第6回 9/24)《厚生労働省》
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電子処方箋の主な開発事項等について(令和7年度以降)
○ 前回ワーキンググループでは、次年度の開発事項等として検討する内容を提示し、以下のとおりご意見を受領した。
次年度以降の主な開発事項に対するご意見

分類
電子処方箋管理
サービスにおけ
るチェック機能
の拡充

ご意見内容
チェック内容

・服用患者の疾患や検査値等に応じて、処方・調剤する薬剤をチェックする機能については、医療現場にとって
有用である可能性は高いが、チェックロジック等の検討にあたっては高度な医学・薬学的知見が求められ、電
子処方箋事業の枠組みの中で推進することは難しいのではないか。
・併用注意については、添付文書の内容をベースにするといったシンプルなものではなく、併用禁忌以上に細か
い検討が必要。
・チェック機能を充実させつつも、過剰にチェック結果を表示することで現場の混乱も招くため、絶対禁忌やハ
イリスク薬等の重要度が高いものだけをチェックするようにしてはどうか。
・医療費適正化計画等において調剤数量の目安が示されているため、薬剤の種類が一定数を超えた場合に知らせ
る仕組みを検討してはどうか。
・現行の重複投薬等チェックでは、薬剤の成分情報に基づき重複投薬や併用禁忌を判断しているが、それだけで
なく、薬剤の併用に関して同時に服用することは不可であるが、服用タイミングをずらせば併用可である等、
用法をもとにチェックができるようにしてほしい。

その他
(実装方法等)

・今後追加になるチェック機能に関して、電子カルテシステム等で実装させるかどうかはシステムベンダ等で選択可能するという点に
ついて、何を元にベンダ側が選択するのかという基準を今後議論してほしい。
・各チェック機能について、電子カルテ共有サービス又は電子処方箋管理サービスのどちらで実装するかを整理してもらいたい。
・追加機能ごとに医療機関・薬局における実装要否(必須/任意)を分ける方針とする場合、患者目線では、医療機関・薬局
によって享受できるサービス内容が変わることとなるため、その点を踏まえて方針を検討してもらいたい。

処方箋事前送付の合理化・利便性向上
(マイナポータルに設定した「かかりつけ薬
局」に処方箋が自動送付される仕組み)

・予め患者がマイナポータル等経由でかかりつけ薬局を指定しておくことで、処方箋発行後に、自動的に当該薬局に電子処方箋
が送信される機能について、どの程度ニーズがあるのか調査してほしい。
・薬局の営業時間外に電子処方箋が送信されてしまった場合等のケースへの対処方法についても検討する必要がある。
・民間アプリとも協力し、治療の記録だけでなく、領収書や医療費も記録できるようにするなど、更なる利便性向上についても検
討してもらいたい。
・電子処方箋を事前に受け付けた薬局においては、併せて、病名や薬剤名を事前に閲覧できる方が利便性が高くなるのではな
いか。

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