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管理薬剤師アンケート報告書その1-マイナ保険証利活用に係る実態等- (2 ページ)

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出典情報 管理薬剤師アンケート報告書その1-マイナ保険証利活用に係る実態等-(10/4)《日本保険薬局協会》
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調査概要
◼ 目的:薬局における医療DX推進状況、及び薬局機能、かかりつけ職能発揮の実態と
課題等を把握するため
◼ 内容:〇薬局機能及び体制 〇薬局の各種実績やマイナ保険証利活用に係る実態等
〇地域の医薬品供給拠点としての体制に係る実態 〇かかりつけ職能発揮の実態
◼ 対象:日本保険薬局協会会員薬局 管理薬剤師
◼ 方法:オンラインWEB調査 1薬局1回答
◼ 回答期間:2024年7月22日(月)~9月6日(金)

◼ 回答数:5,982薬局(31.3%)
◼ 実施主体:一般社団法人日本保険薬局協会 医療制度検討委員会
◼ 倫理審査:日本薬局学会倫理審査委員会 受付番号24013
調査結果 Summary
83.6%の薬局が、50%以上の患者にマイナ保険証利用の確認や声かけを行っている。マイナ保険証利用受付割
合は前回調査(2023年11月)から大幅に増加し、平均17.1%、中央値15-20%未満となった(前回中央値1-3%
未満)。患者への声かけ割合が高いほど、マイナ保険証受付割合も高く、90%以上の患者に声かけする薬局では受付
割合が平均22.0%であった。
また、声かけ以外では、医療機関との連携、啓発動画配信、推進責任者選任、未利用理由の聞き取りが効果的
な取り組みとして示唆され、実際に受付率30%以上の薬局では、未利用患者への個別の聞き取りや相談対応など、
丁寧な対応状況がうかがえた。さらに、受付率30%以上の薬局では、情報充実や安全性向上など、業務上のメリッ
トを感じる割合も高かった。
一方で、啓発活動や受付操作などを中心に、薬局業務において幅広く負担の増加が見受けられ、特に受付率
30%以上の薬局では、受付操作サポートや、受付順番待ち、毎回の同意取得などの負担が顕著であった。今後、マ
イナ保険証や電子処方箋の普及に伴う業務実態や負担の変化を継続的にモニタリングする必要があると考える。
⋆ NPhA正会員の薬局数19,132(2024年5月30日現在)

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