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管理薬剤師アンケート報告書その1-マイナ保険証利活用に係る実態等- (51 ページ)

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出典情報 管理薬剤師アンケート報告書その1-マイナ保険証利活用に係る実態等-(10/4)《日本保険薬局協会》
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リフィル 好事例
リフィル処方箋の導入により、薬局側では医療連携の強化、薬物治療の最適化、薬剤師の職能発揮が促進され、
一方、患者側では利便性の向上、継続的なケアの実現、特殊なケースへの柔軟な対応が可能となるといった事例が
報告された。
問.リフィル処方箋応需に係る事例のうち、職能発揮、医療連携、薬物治療への貢献といった観点で具体的な好事例がありましたら、
個人情報は記載せずなるべく詳細に教えてください。(任意回答、フリーコメント)
(N=39回答)

薬局側視点
1. 医療連携の強化
- 患者の状態や服薬状況を定期的に医師へ報告 - トレーシングレポートによる情報共有の促進
- 体調変化時の早期受診案内と医師への情報提供
2. 薬物治療の最適化
- 血圧低下による降圧薬の用量調整 - 過量服用が疑われる場合のリフィル処方活用提案
- 残薬調整による不要な薬剤の削除
3. 薬剤師の職能発揮
- 定期的な服薬状況と体調確認 - 来局予定日の事前連絡によるアドヒアランス向上 - 薬物治療に対する意識向上
患者側視点
1. 利便性の向上
- 受診回数の減少による負担軽減 - 自宅近くの薬局での薬剤受け取り - 待ち時間の短縮
2. 継続的なケア
- 薬局での定期的な体調確認 - 電話によるフォローアップ - 薬剤師とのコミュニケーション機会の増加
3. 特殊なケースへの対応
- 難病患者の注射製剤に対するリフィル処方 - 在宅患者の家族の負担軽減 - 遠方患者への対応
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