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参考資料4 医師臨床研修指導ガイドライン-2023年度版-[1.3MB] (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45919.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和6年度第4回 11/27)《厚生労働省》 |
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けることが求められる。
臨床経過と病理解剖診断に加えて、CPC での討議を踏まえた考察の記録が残されなく
てはならない。
2)研修が推奨される項目である感染制御チーム、緩和ケアチーム、栄養 サポートチー
ム、認知症ケアチーム、退院支援チーム等、診療領域・職種横断的なチームの活動への
参加、発達障害等の児童・思春期精神科領域、薬剤耐性菌、ゲノム医療等については、
下記の研修目的、研修方法を参考に、研修医の希望に応じて環境を整備する。これらの
項目に関する研修は必修分野あるいは選択分野のローテーション中に実施でき、そのた
めに数日程度、当該必修分野あるいは選択分野の研修から離脱してもよく、その分を後
日補う必要はない。ただし、離脱しても到達目標を満たせることを前提とする。実施し
た研修に関しては PG-EPOC 等の評価ツールを用いて、研修したことを記録する。
ⅰ)児童・思春期精神科領域
研修目的:臨床現場で直面する発達障害や不登校の児などについて、支援のあり方、
初期対応の実際や臨床心理士などとの連携について学ぶ。
研修方法:小児科や精神科の外来および病棟研修において、不登校や発達障害の小児
を担当し、診療の実際を学び、職種間の症例会議などに参加する。教育現場での対応を
学ぶため、学校健診に参加する。本テーマについて系統的に学べる講義を受講しても
よい。
ⅱ)薬剤耐性菌
研修目的:薬剤耐性に係る基本的な問題を理解し、その背景や対応策について学ぶ。
研修方法:薬剤耐性に関する系統的な講義の受講や、各研修病院におけるアンチバイ
オグラムを用いた薬剤耐性の状況把握と対策を実践する感染症制御チーム等に参加す
る。
ⅲ)ゲノム医療
研修目的:ゲノム医療について理解を深め、その重要性や進展について学ぶ。
研修方法:各診療分野に関連するゲノム医療の論文を用いた抄読会、あるいはゲノム
医療に関する講演会や学会に参加する。
ⅳ)その他
感染制御チーム、緩和ケアチーム、栄養 サポートチーム、認知症ケアチーム、退院支
援チーム等、診療領域・職種横断的なチームの活動に参加することが推奨される。
なお、⑫、⑬については、プログラム作成時に、研修時期と研修方法を明記する必要はな
いが、研修開始時のオリエンテーションにおいては、研修時期と研修方法について研修医
に提示する必要がある。
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臨床経過と病理解剖診断に加えて、CPC での討議を踏まえた考察の記録が残されなく
てはならない。
2)研修が推奨される項目である感染制御チーム、緩和ケアチーム、栄養 サポートチー
ム、認知症ケアチーム、退院支援チーム等、診療領域・職種横断的なチームの活動への
参加、発達障害等の児童・思春期精神科領域、薬剤耐性菌、ゲノム医療等については、
下記の研修目的、研修方法を参考に、研修医の希望に応じて環境を整備する。これらの
項目に関する研修は必修分野あるいは選択分野のローテーション中に実施でき、そのた
めに数日程度、当該必修分野あるいは選択分野の研修から離脱してもよく、その分を後
日補う必要はない。ただし、離脱しても到達目標を満たせることを前提とする。実施し
た研修に関しては PG-EPOC 等の評価ツールを用いて、研修したことを記録する。
ⅰ)児童・思春期精神科領域
研修目的:臨床現場で直面する発達障害や不登校の児などについて、支援のあり方、
初期対応の実際や臨床心理士などとの連携について学ぶ。
研修方法:小児科や精神科の外来および病棟研修において、不登校や発達障害の小児
を担当し、診療の実際を学び、職種間の症例会議などに参加する。教育現場での対応を
学ぶため、学校健診に参加する。本テーマについて系統的に学べる講義を受講しても
よい。
ⅱ)薬剤耐性菌
研修目的:薬剤耐性に係る基本的な問題を理解し、その背景や対応策について学ぶ。
研修方法:薬剤耐性に関する系統的な講義の受講や、各研修病院におけるアンチバイ
オグラムを用いた薬剤耐性の状況把握と対策を実践する感染症制御チーム等に参加す
る。
ⅲ)ゲノム医療
研修目的:ゲノム医療について理解を深め、その重要性や進展について学ぶ。
研修方法:各診療分野に関連するゲノム医療の論文を用いた抄読会、あるいはゲノム
医療に関する講演会や学会に参加する。
ⅳ)その他
感染制御チーム、緩和ケアチーム、栄養 サポートチーム、認知症ケアチーム、退院支
援チーム等、診療領域・職種横断的なチームの活動に参加することが推奨される。
なお、⑫、⑬については、プログラム作成時に、研修時期と研修方法を明記する必要はな
いが、研修開始時のオリエンテーションにおいては、研修時期と研修方法について研修医
に提示する必要がある。
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