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資料1 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46375.html
出典情報 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第6回 12/2)《厚生労働省》
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(ICTの効果的な利活用の推進)
○ ICTの活用による業務効率化を実現し、専門業務に時間を充当できるよ
うにすることが質の向上につながるもの。
○ ケアマネジャーの業務効率化の観点等から、ケアプランデータ連携システ
ムのさらなる普及促進を図ることが重要。ケアプランデータ連携システムは
地域全体で進めていくことがより効果的であるところ、連携する介護サービ
ス事業所側の導入が少ないとの指摘。このため、国とともに都道府県や市町
村は、その普及・周知に取り組んでいくことが重要。また、国においてAI
によるケアプラン作成支援に向けた調査研究を進めることが重要。
5.おわりに
○ 本検討会では、令和6年4月から●回にわたり、ケアマネジメントに係る
諸課題について議論を重ね、以上のとおり中間整理を行った。
今後、社会保障審議会介護保険部会に報告した上で、制度改正や介護報酬
改定に向けて、引き続き、必要な検討を進めていくことが適当である。
○ 本検討会で議論してきたように、高齢者が抱える課題が複雑化、複合化す
る中にあっても、高齢者が最期まで尊厳をもって自分らしい自立した日常生
活を送ることができるようにするための要であるケアマネジャーが、医療・
介護等を含めた地域の関係者とできる限り顔の見える関係を構築したうえ
で、その専門性を十分に発揮し、一人一人の高齢者に寄り添ったケアマネジ
メントに注力できる環境を整備することが必要である。
○ そのためには、ケアマネジメントの質を確保しながら、ケアマネジャーの
負担を軽減することが不可欠であり、業務を整理しつつ、その効率化を図る
とともに、法定研修についても受講負担の大幅な軽減を図っていくことが求
められる。また、現在従事しているケアマネジャーにとって働きやすい環境
を整備するとともに新たな人材の確保や潜在ケアマネジャーの復職等を促進
することも重要である。
○ しかし、ケアマネジャーの業務の整理に当たっては、関係者の理解なくし
ての解決は困難である。利用者への支援が途切れることのないよう、基本的
には市町村が主体となって、地域課題として関係者間で協議していくことが
重要であり、国や都道府県における取組も求められる。

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