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資料1 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46375.html
出典情報 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第6回 12/2)《厚生労働省》
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職や関係者と連携しながら、地域における課題を解決するための方策を検討
すること等の役割が期待される。
しかしながら、現状としては、地域包括支援センターの主任ケアマネジャ
ーは、介護予防支援業務や介護予防ケアマネジメントに多くの時間を費やし
ており、地域の実態把握などの時間が少なくなっている状況にある。
このため、ICTなどの活用により業務の効率化を進めつつ、居宅介護支
援事業所との役割分担等を通じて、本来の役割を十分に発揮することができ
るよう取り組んでいくことが必要である。
○ また、個々の居宅介護支援事業所内においては、主任ケアマネジャーが事
務的な管理業務に時間を費やし、現場のケアマネジャーの指導が十分にでき
ていない状況があるとの指摘があった。主任ケアマネジャーは、独居高齢者、
や認知症高齢者、成年被後見人といった等における対応が難しい事例への
様々な支援や、当該事例に対応するケアマネジャーの指導・育成といった役
割に重きを置いていくことにより、地域におけるケアマネジャー全体の質の
向上に貢献することが求められる。
○ このように、主任ケアマネジャーは、地域や居宅介護支援事業所内におけ
る比較的経験の浅いケアマネジャーへの指導・育成の役割があることを踏ま
え、国は、制度的位置付けを明確化することを検討するとともに、その研修
の在り方や居宅介護支援事業所や地域包括支援センターのそれぞれでの役割
に応じた評価の在り方についても検討することが適当かである。
○ また、主任ケアマネジャーのケアプラン点検における位置付けを検討する
とともに、個々の居宅介護支援事業所と地域包括支援センターにおける主任
ケアマネジャーの配置について、主任ケアマネジャーになるための研修の在
り方の検討などあくまでも主任ケアマネジャーの確保に努めることが重要で
ある。その上で、地域の実情による応じて、市町村が役割分担や柔軟な配置
(兼務や業務委託等)も含めて検討することが適当かである。その際、居宅
介護支援事業所と地域包括支援センターの主任ケアマネジャーを兼務等する
ことによるサービス利用の公平性の担保やケアマネジャーの業務負担の増加
等について配慮することが必要である。
(ICTの効果的な利活用の推進)
○ ICTの活用による業務効率化を実現し、専門業務に時間を充当できるよ
うにすることが質の向上につながるものである。
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