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04資料2帯状疱疹ワクチンについて[2.4MB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47466.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第65回 12/18)《厚生労働省》
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【1】帯状疱疹ワクチンについて (3)定期接種の対象者、用いるワクチン及び接種方法について

定期接種の対象者について
第26回ワクチン小委におけるご意見・とりまとめ


帯状疱疹ワクチンの対象者については、主に以下のようなご意見をいただいた。
・ 対象年齢を高齢者とすることに異論はないが、70歳とすると遅く、もう少し早めに接種すべきではないか。また一方で、ワ
クチンの有効性の持続期間を考慮しても早すぎるのも不適当ではないか。
・ 高齢になるほど発症しやすく、重症化しやすい。また、自治体や被接種者が分かりやすいという点で、65歳で接種を行うこ
とは考えられるのではないか。
・ 異なる2種類のワクチンについて、誤接種が起きないよう医療従事者等に情報提供するとともに、被接種者が適切に判断で
きるような情報提供も重要。



上記を踏まえ、科学的知見の観点から以下の方向性とすることが適当とされた。
・ 帯状疱疹への罹患やPHNの発症等の疾病負荷が70歳頃に増加することや、ワクチンの有効性の持続期間等を考慮し、対象年
齢については、70歳頃に十分なワクチン効果が発揮できるよう、タイミングを設定する。
前回(第61回基本方針部会)のご議論



帯状疱疹ワクチンの対象者については、主に以下のようなご意見をいただいた。
・ 重症化予防ということを念頭に置けば65歳以上というところになる。
・ 一生に1回の接種を原則として考えるのだとすれば、好発年齢に合わせて接種するのがよいのではないか。
・ 免疫不全者における帯状疱疹の発症率や、重症化率は高く、対象に入れるべきではないか。
委員の意見を事務局にて整理し記載

事務局案



帯状疱疹ワクチンの定期接種の対象年齢については、帯状疱疹の罹患者数が70歳代にピークを迎えることや、ワクチ
ンの有効性が経時的に一定程度減衰すること等を考慮し、65歳としてはどうか。



特にリスクの高い免疫不全者については、組換えワクチンの有効性に関する持続期間や、発症リスク及び自治体事務
等の観点から、60~64歳のヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する者を対象としてはどうか。

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