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04資料2帯状疱疹ワクチンについて[2.4MB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47466.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第65回 12/18)《厚生労働省》
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【1】帯状疱疹ワクチンについて (2)帯状疱疹に対する予防接種の公衆衛生上の意義及び定期接種の接種類型について

帯状疱疹に対する予防接種の公衆衛生上の意義及び定期接種の接種類型について
ファクトシートの知見

○ 帯状疱疹ワクチンファクトシート第2版には以下のように記載されている。
・ 帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルス(以下、VZV)が再活性化することによって神経支配領域に時として疼
痛を伴う水疱が集簇して出現する疾患であり、合併症の一つに帯状疱疹後神経痛(以下、PHN)がある。
・ 帯状疱疹の罹患者数は50歳代から増加し、70歳代がピークとなっており、PHNの発症率も年齢とともに増
加する傾向にあり、特に、50-60歳代と比較して70歳代以降で増加する。
・ 帯状疱疹ワクチンには弱毒生ワクチン、組換えワクチンの2種類存在するが、いずれのワクチンにおいて
も、帯状疱疹の発症予防効果、PHN予防効果が一定認められている。
前回(第61回基本方針部会)でのご議論

○ 帯状疱疹の制度上の位置づけや接種の主な目的については、主に以下のようなご意見をいただいた。
・ 帯状疱疹ワクチンの意義は、高齢者が罹患する帯状疱疹及びそれに伴う神経痛を予防することで、QOLを改
善し、医療機関の受診を減らすことにある。この2つは世界で最も高齢化が進む我が国において重要な公衆衛
生政策上のアウトカムであり、公的な枠組みで予防接種を行うことの意義はある。
・ 接種の主な目的が帯状疱疹及びその合併症の予防にあるということに異論はない。
委員の意見を事務局にて整理し記載

事務局案

○ 帯状疱疹に対する予防接種は、疾病の性質、ワクチンの有効性・安全性、前回までのご議論等を踏まえ、公衆
衛生上の意義は認められることから、法に基づく定期接種として実施することとしてはどうか。
○ 個人の発病またはその重症化を防止することを目的とし、帯状疱疹を予防接種法上のB類疾病に位置づけるこ
ととしてはどうか。

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