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参考資料1 独立行政法人の目標の策定に関する指針 (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46440.html |
出典情報 | 国立研究開発法人審議会 国立健康危機管理研究機構評価準備部会(第2回 12/19)《厚生労働省》 |
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や社会に対する効果(アウトカム)の観点を十分踏まえて判断する必要
があるため、国立研究開発法人に対して主務大臣が提示する目標は、で
きる限りアウトカムと関連させた目標とする。
(注)研究開発活動のアウトプット(成果物)とは、例えば、投稿された学術論
文、特許出願された発明、提出された規格原案、作成された設計図、開発さ
れたプロトタイプなどを指す。
研究開発活動のアウトカム(国や社会に対する効果)とは、研究開発活動
自体やその成果物(アウトプット)によって、その受け手に、研究開発活動
実施者が意図する範囲でもたらされる効果・効用を指す。例えば、科学コミ
ュニティに生じる価値の内容、製品やサービスなどに係る社会・経済的に生
み出される価値の内容などがある。
(
「諮問第2号「研究開発の事務及び事業に関する事項に係る評価等の指
針の案の作成について」に対する答申」
(平成 26 年7月 17 日総合科学技術・
イノベーション会議決定)から引用)
④
具体的かつ明確であること等
アウトカムに関連した目標は、国民にとっても分かりやすいものと
するため、具体的な達成水準を定める目標、課題の解決などのアウトカ
ム創出への寄与・貢献を目指す目標、ハイリスク・ハイリターンに挑戦
するような目標、新たな領域開拓等目指すべき方向性を示すような目
標等、
「研究開発成果の最大化」に向けて適切な目標を具体的かつ明確
に定める。
その際、当該目標の特性等に応じ、定量的な水準・観点について十分
考慮する。
なお、主務大臣は、具体性及び定量性を追求し過ぎるとアウトプット
を中心とした多数の小目標の設定につながる可能性があること、客観
性を追求し過ぎると「研究開発成果の最大化」に向けての目標としての
実質性が損なわれる可能性があること等にも留意して、適切な目標を
策定する。
⑤ 「評価軸」の設定
主務大臣は、各国立研究開発法人の役割(ミッション)、それぞれの
目標に応じ、国立研究開発法人、研究開発に関する審議会の意見等を踏
まえ、目標策定時に適切な評価軸を設定し、法人に提示する。
ここで言う評価軸とは、例えば、科学的・技術的観点、社会的・経済
的観点、国際的観点、時間的観点、妥当性の観点、マネジメントの観点、
政策的観点等を踏まえて設定されるものであり、研究開発の事務及び
事業を評価するに際しての重要な視点となるものである。
評価に当たっては、それぞれの目標に応じて設定した評価軸を基本
として評価する。その際、定性的な観点、定量的な観点の双方を適切に
勘案して評価することが重要である。
また、それぞれの目標等について考えられる評価軸を網羅的に挙げ
て、それらを全て評価軸として設定することに重点を置くのではなく、
むしろ、それぞれの研究段階、研究特性、研究方法等を踏まえて、評価
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があるため、国立研究開発法人に対して主務大臣が提示する目標は、で
きる限りアウトカムと関連させた目標とする。
(注)研究開発活動のアウトプット(成果物)とは、例えば、投稿された学術論
文、特許出願された発明、提出された規格原案、作成された設計図、開発さ
れたプロトタイプなどを指す。
研究開発活動のアウトカム(国や社会に対する効果)とは、研究開発活動
自体やその成果物(アウトプット)によって、その受け手に、研究開発活動
実施者が意図する範囲でもたらされる効果・効用を指す。例えば、科学コミ
ュニティに生じる価値の内容、製品やサービスなどに係る社会・経済的に生
み出される価値の内容などがある。
(
「諮問第2号「研究開発の事務及び事業に関する事項に係る評価等の指
針の案の作成について」に対する答申」
(平成 26 年7月 17 日総合科学技術・
イノベーション会議決定)から引用)
④
具体的かつ明確であること等
アウトカムに関連した目標は、国民にとっても分かりやすいものと
するため、具体的な達成水準を定める目標、課題の解決などのアウトカ
ム創出への寄与・貢献を目指す目標、ハイリスク・ハイリターンに挑戦
するような目標、新たな領域開拓等目指すべき方向性を示すような目
標等、
「研究開発成果の最大化」に向けて適切な目標を具体的かつ明確
に定める。
その際、当該目標の特性等に応じ、定量的な水準・観点について十分
考慮する。
なお、主務大臣は、具体性及び定量性を追求し過ぎるとアウトプット
を中心とした多数の小目標の設定につながる可能性があること、客観
性を追求し過ぎると「研究開発成果の最大化」に向けての目標としての
実質性が損なわれる可能性があること等にも留意して、適切な目標を
策定する。
⑤ 「評価軸」の設定
主務大臣は、各国立研究開発法人の役割(ミッション)、それぞれの
目標に応じ、国立研究開発法人、研究開発に関する審議会の意見等を踏
まえ、目標策定時に適切な評価軸を設定し、法人に提示する。
ここで言う評価軸とは、例えば、科学的・技術的観点、社会的・経済
的観点、国際的観点、時間的観点、妥当性の観点、マネジメントの観点、
政策的観点等を踏まえて設定されるものであり、研究開発の事務及び
事業を評価するに際しての重要な視点となるものである。
評価に当たっては、それぞれの目標に応じて設定した評価軸を基本
として評価する。その際、定性的な観点、定量的な観点の双方を適切に
勘案して評価することが重要である。
また、それぞれの目標等について考えられる評価軸を網羅的に挙げ
て、それらを全て評価軸として設定することに重点を置くのではなく、
むしろ、それぞれの研究段階、研究特性、研究方法等を踏まえて、評価
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