特出すべき事例 －困った事例２－
制度運用により他業務に影響が出ており、レセプト請求や薬歴記載の複雑化といった状況も報告された。また、適応症
の違いや流通不安定といった後発医薬品に関する課題も生じている。
問．これまでの設問で回答されていない長期収載品に係る選定療養についての好事例、困った事例など、特出すべき
事例があれば教えてください。（任意回答、フリーコメント）
(N=722薬局)
5. 業務負担の増加 (回答数: 約80)
- 説明や算定に要する時間が増え、他の業務に影響が出ている。
‐ レセプト請求や薬歴記載の複雑化による負担増。
‐ 頻繁な制度変更への対応に追われている。
‐ 特定薬剤管理指導加算の算定漏れリスクが高まっている。
6. 特別な料金の発生に関する問題 (回答数: 約70)
- 特別な料金として5000円以上、1万円以上の支払いが発生したケースもある。高額な場合に経済的負担が大きい
- 小児や学生が来局した際に対応に苦慮する。 ‐ 公費患者の自己負担発生に対する不満が多い。
7. 後発医薬品に関する問題 (回答数: 約60)
- 後発品の流通不安定による欠品や納期遅延増加。 ‐長期収載品と後発品の適応症の違いによる混乱。
- 後発品使用で、コンプライアンス不良につながる主訴や効果減少、添付文書上にない副作用様症状の訴え等あり。
8. その他 (回答数: 約60)
‐ 計算式を実際に見せてほしいとの患者様がおり、とても負担。 - 特定薬剤管理指導加算３―ロの算定が難しい。
‐ 制度開始直後の混乱により、待ち時間が大幅に増加した。

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