５．提案のまとめ
１）コロナ禍を機に、生活者の健康意識が高まる中、適切で安全なセルフチェックを普及啓発して
いくためにも、「高度管理医療機器販売等に係る継続研修」で薬剤師に血糖自己測定検査薬
使用に係る正しい知識を学んでいただける環境整備をする。
２）その上で、穿刺血を使った血糖自己測定検査薬のOTC化を推進し、薬局･店舗販売業の薬剤師
が地域の中で、健康管理の一翼を担えるように支援していく。
（多くの生活者との接点である薬局･ﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱは、健康管理の普及啓発で有効な場となる）
３）薬剤師の役割として、検査薬によるセルフチェックに基づき、適切に、患者を医療機関に
つなげることを行い、生活者が「上手な医療のかかり方」ができるよう支援していく。
４）正しい知識を持ち、助言･指導できる薬剤師が、｢厚労省の承認を得た血糖自己測定検査薬｣を
OTC検査薬として提供していくことで、生活者が適切に健康管理できる社会創生を目指す。

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