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2024年度 診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について-地メディ・賃上げ・働き方改革関連- (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/ |
出典情報 | 2024年度 診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について(12/26)《福祉医療機構》 |
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2024-007
(図表 7)精神科地域包括ケア病棟への転換
予定
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)は、
「届
出を行っている」が 90.4%と大半を占めた(図
表 9)。一方、
「届出を行う予定はない」はわずか
(n=19)
転換を検討している
6.2%にとどまったが、その理由としてもっとも
が、満たすことが難
しい施設基準がある
多かったのが「資金に余裕がない」であった(図
10.5%
表 10)
。ほかにも、
「次回診療報酬改定以降の見
通しが立たない」や「かかるコスト・手間が加算
転換する予定はない
額に見合わない」といった回答もあり、届出に
89.5%
慎重な病院も一定程度みられた。
※「今後転換する予定」
、
「転換に関心はあるが、具体的な計画はしていない」
の回答はなし
(図表 9)外来・在宅ベースアップ評価料
(Ⅰ)の届出状況
届出を行う予定はない
(図表 8)精神科地域包括ケア病棟への転換
を予定していない理由
経営的なメリット
今後届出を行う予定
3.4%
(n=17)
がないため
(n=322)
6.2%
5.9%
届出を行っている
90.4%
自院の役割を果たす
うえで、現状の病棟
施設基準のハードル
構成が望ましいため
が高いため
47.1%
47.1%
(図表 10)外来・在宅ベースアップ評価料
(Ⅰ)の届出を行わない理由
※「その他」の回答はなし
その他
昨年度にすでに賃金
4
の改善を実施した
賃上げ・基本料等の引き上げ
4.1
(n=20)
10.0%
5.0%
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
9 割が外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の
届出を行っている
かかるコスト・
資金に余裕がない
手間が加算額に
35.0%
見合わない
25.0%
次回診療報酬改
定以降の見通し
が立たない
少子高齢化の進行に伴い、医療需要が増加す
25.0%
る一方で、医療分野の人材不足が深刻な問題と
なっている。人材不足となれば医療提供体制に
4.2
も大きな影響を及ぼすことから、処遇改善や働
入院ベースアップ評価料
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の届出
を行っている病院のほぼすべてが入院ベース
アップ評価料を届出
きやすい環境の整備によって人材確保を図るこ
とは喫緊の課題といえよう。
今次改定では、医療従事者の人材確保や賃上
げに向けた取組みとして、外来・在宅ベースア
続いて、入院ベースアップ評価料の届出状況
ップ評価料(Ⅰ)
・
(Ⅱ)
、入院ベースアップ評価
を確認すると、
「届出を行っている」が 99.7%と
料が新設された。ここからは、それぞれのベー
ほぼすべての病院が届出を行っていた(図表 11)
。
スアップ評価料の届出状況からみていきたい。
施設基準からしても、外来・在宅ベースアップ
Copyright ⓒ 2024Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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(図表 7)精神科地域包括ケア病棟への転換
予定
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)は、
「届
出を行っている」が 90.4%と大半を占めた(図
表 9)。一方、
「届出を行う予定はない」はわずか
(n=19)
転換を検討している
6.2%にとどまったが、その理由としてもっとも
が、満たすことが難
しい施設基準がある
多かったのが「資金に余裕がない」であった(図
10.5%
表 10)
。ほかにも、
「次回診療報酬改定以降の見
通しが立たない」や「かかるコスト・手間が加算
転換する予定はない
額に見合わない」といった回答もあり、届出に
89.5%
慎重な病院も一定程度みられた。
※「今後転換する予定」
、
「転換に関心はあるが、具体的な計画はしていない」
の回答はなし
(図表 9)外来・在宅ベースアップ評価料
(Ⅰ)の届出状況
届出を行う予定はない
(図表 8)精神科地域包括ケア病棟への転換
を予定していない理由
経営的なメリット
今後届出を行う予定
3.4%
(n=17)
がないため
(n=322)
6.2%
5.9%
届出を行っている
90.4%
自院の役割を果たす
うえで、現状の病棟
施設基準のハードル
構成が望ましいため
が高いため
47.1%
47.1%
(図表 10)外来・在宅ベースアップ評価料
(Ⅰ)の届出を行わない理由
※「その他」の回答はなし
その他
昨年度にすでに賃金
4
の改善を実施した
賃上げ・基本料等の引き上げ
4.1
(n=20)
10.0%
5.0%
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
9 割が外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の
届出を行っている
かかるコスト・
資金に余裕がない
手間が加算額に
35.0%
見合わない
25.0%
次回診療報酬改
定以降の見通し
が立たない
少子高齢化の進行に伴い、医療需要が増加す
25.0%
る一方で、医療分野の人材不足が深刻な問題と
なっている。人材不足となれば医療提供体制に
4.2
も大きな影響を及ぼすことから、処遇改善や働
入院ベースアップ評価料
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の届出
を行っている病院のほぼすべてが入院ベース
アップ評価料を届出
きやすい環境の整備によって人材確保を図るこ
とは喫緊の課題といえよう。
今次改定では、医療従事者の人材確保や賃上
げに向けた取組みとして、外来・在宅ベースア
続いて、入院ベースアップ評価料の届出状況
ップ評価料(Ⅰ)
・
(Ⅱ)
、入院ベースアップ評価
を確認すると、
「届出を行っている」が 99.7%と
料が新設された。ここからは、それぞれのベー
ほぼすべての病院が届出を行っていた(図表 11)
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スアップ評価料の届出状況からみていきたい。
施設基準からしても、外来・在宅ベースアップ
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