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2024年度 診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果 (107 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2024年度 診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について(12/26)《福祉医療機構》
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WAM

今次改定についての意見(抜粋)
・地域包活医療病棟は高齢者医療に有益だと思うが、救急搬入件数、医療・看護必要度および在宅復帰率(地域包括ケア病棟も分子に加
えてほしい)が厳しく算定が難しい

・今後の高齢者救急・入院の増加に対応するには、一般病棟入院料1以外の医療・看護必要度の要件の緩和が必要

・2024年度の診療報酬改定では、物価高騰や人件費のカバーはできていない
・医業収益は前年より回復しているものの、人件費・材料費・委託費等の経費が増大しており、経常利益は前年を大きく下回っている状
況。診療報酬改定による影響額も大きく、経過措置がなくなってくる今秋以降さらに厳しくなることを予測している
・診療報酬改定による影響額も大きく、経過措置がなくなってくる今秋以降さらに厳しくなることを予測している。貴機構からの借入金
の返済についても、若干の据置期間延長等の措置を期待している
・医療スタッフのベースアップ対応の改定について、当院もベースアップを実施したが、今後の改定時にそれらが維持されるのか心配。
ベースアップは恒久的に基本給を上げることであり、一時的な施策では対応できない
・医療従事者の賃上げを求めているが、ベースアップ評価料だけでは賃上げの原資に追いついていないため、一部は病院から持ち出す形
となっている
・外来・在宅ベースアップ評価料や入院ベースアップ評価料で職員の賃上げは行えたが、経営改善につながる改定ではなかったので、病
院を継続して経営していけるか心配
・外来患者数の減少を受けて、ベ-スアップ評価料の分の増収ができておらず、極めて経営的に厳しい
・今回の診療報酬改定の効果は当院にとっては限定的であり、諸物価高騰等の中で病院運営の根本的な収支改善には至っていない(昨年
度の収支決算は病院開設以来最高の純損失額)

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