よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料7 池端構成員提出資料 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49259.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第2回 2/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

つぐみ(福井県版エンディングノート)の取組について
取り組機の経緯
年⽉

内容

年⽉

内容

令和元年12⽉

第1回作成委員会開催(4名の医師、県担当者、事務局)

令和4年10⽉

冊⼦の最終構成案が了承

令和3年1⽉

40歳以上の県⺠1,000⼈対象に⼈⽣の最終段階における意思表⽰に
ついての調査を実施(回収率69.9%)

令和4年11⽉〜12


⼀般県⺠を対象として書き⽅研修会ならびに専⾨職対象を対象とした
研修会を開催

令和3年5⽉

新型コロナワクチン接種会場を活⽤し、エンディングノートに関
する医療・介護の項⽬内容に関する調査を実施(回収率39.3%)

令和5年2⽉

県⺠公開講座を開催し、“つぐみ”の紹介

令和4年2⽉

第7回作成委員会にて⾻⼦案確定

令和5年6⽉

県⺠啓発協⼒医を募集

令和4年7⽉

愛称を“つぐみ”に決定(⼀般公募46通)

令和5年7⽉〜

各地域への出前講座を通じて普及・啓発活動を展開中

調査結果より

死のとらえ⽅や迎え⽅をポジティブに考え、⼈⽣を豊かにするための「エンディングノート」作製してはどうか

⽬指すべき形

ACPの要素とエンディングノートの要素を組み合わせる形とする

冊⼦作製数

計3.5万部を作成(令和4年度・令和5年度)

構 成

つぐみのイメ―ジ

第1編(エンディングノート):精⼀杯今を⽣きるあなたのノートであり、病気になった時の⼈⽣
会議を円滑にかつ有意義なものにする、第2編の根幹をなすもの
第2編(⼈⽣会議):貴⽅の⽣き⽅・逝き⽅を⽰すもので、残される家族や友⼈を想う取り組み
「第1編」の記⼊が全ての基本!
普及啓発活動
①65歳以上をターゲット:公⺠館などへの出前講座等を通じて普及・啓発を⾏う。
②65歳以上をターゲット:医療機関や介護施設、介護サービス、地域に密着している地域包括⽀援センターや⺠⽣委員
等を通じて普及を⾏う。
③若者・家族層をターゲット:どこでも気軽に⼿にとることができるような場所にチラシ等を設置する
④県市町等のイベントへの参加:⼈⽣会議の⽇(11/30)の近い⽇曜や祝⽇にて多職種にて合同にて関連イベントを
ショッピングセンター等にて開催ならびに市町主催のイベントへのブースの設置
利⽤者インタビュー結果より
「つぐみ」は、いまを⽣きる⾃分をみえる化するだけではなく、⽣きてきた⽣かされてきた⾃分を残すものでもある。

「つぐみ」は、⼈⽣を前向きにするもの!
福井県独⾃の⽂化にしていくためには

①県⺠へのACPの重要性についての出前講座やイベントを通じての啓発活動
②医療・介護の専⾨家以外の各種団体を交えた「つぐみ」の次のステップへの検討

14
2