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資料7 池端構成員提出資料 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49259.html |
出典情報 | 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第2回 2/3)《厚生労働省》 |
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ふくいみまもりSNSの取組について
<ふくいみまもりSNSとは>
医療介護の連携の質を上げることを⽬的に、ICTを活⽤して、医療介護に関わる多職種間の情報共有を進め、連携を深めるためにふくいメディカルネット上に新たに構築を
した患者・家族参加型「医療・介護連携専⽤ネットワーク」となっている。医療情報と患者家族を含む場合のSNSは切り分けて利⽤する形を採⽤。
<セキュリティへの対応>
完全⾮公開型のコミュニケーションツールです。暗号化通信を施し、きめ細かいアクセスコントロールをすることでセキュリティを考慮し、構築している。
<本SNSの主な機能>
①患者メモ機能、②ファイル共有、③スケジュール管理、④WEB会議システム、⑤テーマ機能
<導⼊のメリット>
メリット1:ふくいメディカルネットの利⽤により、医療機関間で治療、処⽅、検査などの情報がいつでも確認可能。スムーズに適切な診断・治療に繋がる
メリット2:ふくいみまもりSNSの利⽤により、かかりつけ医、在宅医療の多職種、患者・家族間で情報共有可能。在宅医療における⾒守り機能が強化できる
事例
概要図
今後の予定
⇒令和6年度介護報酬改定にて協⼒医療機関連携加算が新設されたことによる
軽微な改修を計画中
普及活動
⇒令和6年度は本SNSの説明会を計5回開催予定。さらに県の協⼒のもと、3
⽉にも介護保険集団指導等を場にて本SNSの紹介を担当理事より説明予定。
腎不全、⼼不全患者におけるSNSの活⽤事例
①患者さんの基本情報:
⼼房細動、重症⼼不全、 重症腎不全 eGFR 18、 膀胱癌術後、フレイル、頸椎性脊髄
症、90歳 男性
②症状・状態・経過:
・重症⼼不全と重症腎不全のギリギリの状態であり、どちらに転んでも死亡という厳
しい状態
・慢性⼼不全が徐々に増悪し、利尿剤追加にて⾎管内脱⽔を⽣じるためにA病院に⼊院
し サムスカを導⼊。
・⼊院後サムスカを⼀時7.5mg 1錠に増量されたが腎機能が悪化したため 、0.5錠に減
量となり退院。
・退院後は週1回の訪問診療、訪問看護師が週1回
・脱⽔のサインとして⾆の乾き、腋かの乾き等があること 、さらにサムスカ内服中で
あり⽔分を⼗分取ることが必要だと医学的知識を説明した。
・毎⽇それらのサインを SNS。それに対して毎⽇指⽰を出している。サムスカを徐々
に増量し、今はサムスカを7.5mg まで増量した。腎機能は低下しないで住んでいる。
⼼機能、腎機能とも⼀応それなりに 落ち着いており、娘さんも安⼼して患者も⾃宅で
安楽な⽣活が送れている。
③SNSを利⽤することで:
本症例は腎不全、⼼不全のバランスが崩れれば死に直結する状態。在宅で管理する
ためには、上記の細かいデータの観察が毎⽇必要であり、そのデータを主治医が毎⽇
把握し、適切な指⽰を出すことによって患者が在宅で⽇常⽣活が送れている症例。
継続運⽤をしていくために
運営主体は県医師会で⾏っているが、継続的使⽤・活⽤していくためにはランニングコストへの⾏政からの⽀援も必要。(介護施設等は
16
⾚字経営であるため、⾼い利⽤料の設定は難しい状況)
3
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<ふくいみまもりSNSとは>
医療介護の連携の質を上げることを⽬的に、ICTを活⽤して、医療介護に関わる多職種間の情報共有を進め、連携を深めるためにふくいメディカルネット上に新たに構築を
した患者・家族参加型「医療・介護連携専⽤ネットワーク」となっている。医療情報と患者家族を含む場合のSNSは切り分けて利⽤する形を採⽤。
<セキュリティへの対応>
完全⾮公開型のコミュニケーションツールです。暗号化通信を施し、きめ細かいアクセスコントロールをすることでセキュリティを考慮し、構築している。
<本SNSの主な機能>
①患者メモ機能、②ファイル共有、③スケジュール管理、④WEB会議システム、⑤テーマ機能
<導⼊のメリット>
メリット1:ふくいメディカルネットの利⽤により、医療機関間で治療、処⽅、検査などの情報がいつでも確認可能。スムーズに適切な診断・治療に繋がる
メリット2:ふくいみまもりSNSの利⽤により、かかりつけ医、在宅医療の多職種、患者・家族間で情報共有可能。在宅医療における⾒守り機能が強化できる
事例
概要図
今後の予定
⇒令和6年度介護報酬改定にて協⼒医療機関連携加算が新設されたことによる
軽微な改修を計画中
普及活動
⇒令和6年度は本SNSの説明会を計5回開催予定。さらに県の協⼒のもと、3
⽉にも介護保険集団指導等を場にて本SNSの紹介を担当理事より説明予定。
腎不全、⼼不全患者におけるSNSの活⽤事例
①患者さんの基本情報:
⼼房細動、重症⼼不全、 重症腎不全 eGFR 18、 膀胱癌術後、フレイル、頸椎性脊髄
症、90歳 男性
②症状・状態・経過:
・重症⼼不全と重症腎不全のギリギリの状態であり、どちらに転んでも死亡という厳
しい状態
・慢性⼼不全が徐々に増悪し、利尿剤追加にて⾎管内脱⽔を⽣じるためにA病院に⼊院
し サムスカを導⼊。
・⼊院後サムスカを⼀時7.5mg 1錠に増量されたが腎機能が悪化したため 、0.5錠に減
量となり退院。
・退院後は週1回の訪問診療、訪問看護師が週1回
・脱⽔のサインとして⾆の乾き、腋かの乾き等があること 、さらにサムスカ内服中で
あり⽔分を⼗分取ることが必要だと医学的知識を説明した。
・毎⽇それらのサインを SNS。それに対して毎⽇指⽰を出している。サムスカを徐々
に増量し、今はサムスカを7.5mg まで増量した。腎機能は低下しないで住んでいる。
⼼機能、腎機能とも⼀応それなりに 落ち着いており、娘さんも安⼼して患者も⾃宅で
安楽な⽣活が送れている。
③SNSを利⽤することで:
本症例は腎不全、⼼不全のバランスが崩れれば死に直結する状態。在宅で管理する
ためには、上記の細かいデータの観察が毎⽇必要であり、そのデータを主治医が毎⽇
把握し、適切な指⽰を出すことによって患者が在宅で⽇常⽣活が送れている症例。
継続運⽤をしていくために
運営主体は県医師会で⾏っているが、継続的使⽤・活⽤していくためにはランニングコストへの⾏政からの⽀援も必要。(介護施設等は
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⾚字経営であるため、⾼い利⽤料の設定は難しい状況)
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