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別添3 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ari.html
出典情報 「急性呼吸器感染症サーベイランス実施に向けた準備について(依頼)」の一部改正について(2/4付 通知)《厚生労働省》
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・ECDC:Operational considerations for respiratory virus surveillance in Europe
・CDC-APHL:Influenza Virologic Surveillance Right Size Roadmap
・計算式:
𝑍 2 ・ 𝑝・ (1 − 𝑝)
𝐸2
n=必要な検体数、p=陽性率、E=誤差率
Z=信頼水準に対する Z 値(通常 95%信頼水準では 1.96 を使用)
n=

Q. 4-5 急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点に、定点あたり5検体/週を目標に
提出を求めるとのことですが、結果的に目標数(全国 1,500 検体/週)が確保
されない場合、サーベイランスとして意味があるのでしょうか。
(答)
○ サンプルサイズは、陽性率と許容する誤差の設定により影響を受けます。
結果的に目標数が確保できない場合でも、集められた検体から検出された病
原体の割合を時系列で監視していくことにより、急性呼吸器感染症(ARI)の
原因となる病原体の動向を把握することができ、ただちにサーベイランスの
意味がなくなるものではありません。
一方で、結果的に目標数が確保できない場合、流行入り(閾値をこえる)
などの判断に余地・幅が生まれることとなり、アセスメント(今週提出され
た検体が少なかったため、翌週の結果をもって状況を把握する等の判断)が
必要になりますが、急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点によるサーベイランス
のほか、急性呼吸器感染症(ARI)定点による報告等その他サーベイランスも含
めて評価することが想定されます。
Q. 4-6 急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点における検体の選定について、「原
則、第2営業日」とされているが、第2営業日だけでは定点あたり5検体/週
の確保が難しい場合、第2営業日以外でも検体を採取することは可能でしょ
うか。
(答)
○ 5検体の確保が難しい場合には、第2営業日以外で採取いただくことも可
能です。
Q. 4-7 急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点における検体の確保が困難な場合、
急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点以外の医療機関から検体の提供を受ける
ことは可能でしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点以外の医療機関から提供を受けた検体
を、急性呼吸器感染症(ARI)病原体定点サーベイランスの検体として取り扱
うことは可能です。その場合、以下の点に留意頂くようお願いします。
・症例定義(※)に一致する患者から検体を採取する
・検体を提出する際は、「一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染
症、五類感染症、新型インフルエンザ等感染症及び指定感染症検査票 (病
原体)」を検体に添付する
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