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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ari.html |
出典情報 | 「急性呼吸器感染症サーベイランス実施に向けた準備について(依頼)」の一部改正について(2/4付 通知)《厚生労働省》 |
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【1.急性呼吸器感染症(ARI)について】
Q. 1-1 急性呼吸器感染症とは何でしょうか。インフルエンザ、新型コロナウイ
ルス感染症とは違うのですか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気
道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支
炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエ
ンザ、新型コロナウイルス、RS ウイルス、咽頭結膜熱、A 群溶血性レンサ球
菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
Q. 1-2 なぜ急性呼吸器感染症を5類感染症に位置付けるのでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)は、飛沫感染等により周囲の方にうつしやすいこ
とが特徴です。新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、①こうした流行
しやすい急性呼吸器感染症の流行の動向を把握すること、また、②仮に未知
の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知することが可能とな
るよう、平時からサーベイランスの対象とするために、感染症法の5類感染
症に位置付けることとしました。これにより、公衆衛生対策の向上につなが
ると考えています。
Q. 1-3 今回の急性呼吸器感染症サーベイランスのような症候群サーベイラン
スは海外でも行われているのでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスやインフルエンザ様疾患サーベイ
ランス(ILI)などの症候群サーベイランスは、各国の医療体制にあわせて
調査項目は少しずつ異なりますが、米国、英国、フランス、ドイツ、スウェ
ーデン等でも実施されている、国際的にもスタンダードな手法です。
(参考)
➢
WHO:
「症候群ベースの定点サーベイランス」として、インフルエンザ様疾患
➢
(Influenza Like Illness: ILI)・急性呼吸器感染症(ARI)・重症急性呼吸器感染症
(Severe Acute Respiratory Infections: SARI)サーベイランスの実施を推奨。
米国 CDC:ILI の発生動向を把握するとともに、全米 20 カ所以上の救急部門を受診
した ARI 患者において呼吸器ウイルスの陽性割合を監視。全米約 600 のラボから報
告される呼吸器ウイルスの陽性割合を監視。
Q. 1-4 急性呼吸器感染症サーベイランスとはどのようなものでしょうか。急
性呼吸器感染症定点医療機関及び急性呼吸器感染症病原体定点医療機関は何
を行うことが求められるでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)定点医療機関には、多くの5類感染症の定点把握
と同様に、1週間当たりの患者数を報告いただくようお願いします。発生届
のように患者ごとに届出を作成・報告いただく必要はありません。また、急
性呼吸器感染症(ARI)病原体定点医療機関には、これまでと同様、検体の提
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Q. 1-1 急性呼吸器感染症とは何でしょうか。インフルエンザ、新型コロナウイ
ルス感染症とは違うのですか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気
道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支
炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエ
ンザ、新型コロナウイルス、RS ウイルス、咽頭結膜熱、A 群溶血性レンサ球
菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
Q. 1-2 なぜ急性呼吸器感染症を5類感染症に位置付けるのでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)は、飛沫感染等により周囲の方にうつしやすいこ
とが特徴です。新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえ、①こうした流行
しやすい急性呼吸器感染症の流行の動向を把握すること、また、②仮に未知
の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知することが可能とな
るよう、平時からサーベイランスの対象とするために、感染症法の5類感染
症に位置付けることとしました。これにより、公衆衛生対策の向上につなが
ると考えています。
Q. 1-3 今回の急性呼吸器感染症サーベイランスのような症候群サーベイラン
スは海外でも行われているのでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスやインフルエンザ様疾患サーベイ
ランス(ILI)などの症候群サーベイランスは、各国の医療体制にあわせて
調査項目は少しずつ異なりますが、米国、英国、フランス、ドイツ、スウェ
ーデン等でも実施されている、国際的にもスタンダードな手法です。
(参考)
➢
WHO:
「症候群ベースの定点サーベイランス」として、インフルエンザ様疾患
➢
(Influenza Like Illness: ILI)・急性呼吸器感染症(ARI)・重症急性呼吸器感染症
(Severe Acute Respiratory Infections: SARI)サーベイランスの実施を推奨。
米国 CDC:ILI の発生動向を把握するとともに、全米 20 カ所以上の救急部門を受診
した ARI 患者において呼吸器ウイルスの陽性割合を監視。全米約 600 のラボから報
告される呼吸器ウイルスの陽性割合を監視。
Q. 1-4 急性呼吸器感染症サーベイランスとはどのようなものでしょうか。急
性呼吸器感染症定点医療機関及び急性呼吸器感染症病原体定点医療機関は何
を行うことが求められるでしょうか。
(答)
○ 急性呼吸器感染症(ARI)定点医療機関には、多くの5類感染症の定点把握
と同様に、1週間当たりの患者数を報告いただくようお願いします。発生届
のように患者ごとに届出を作成・報告いただく必要はありません。また、急
性呼吸器感染症(ARI)病原体定点医療機関には、これまでと同様、検体の提
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