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議題2 別紙2先進医療Bの総括報告書に関する評価について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00270.html
出典情報 先進医療会議(第141回 3/6)《厚生労働省》
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中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他
コメント欄:
使用される試験薬は、重篤な有害事象があまり認められる製品ではないが、対象と
する疾患の重篤性と、コントロールの困難さを鑑みると、ある程度多くの経験を積
んだ医師または医師の指導の下で実施されるべき段階と考える。

総合的なコメント欄

全身性エリテマトーデス治療における大腿骨頭壊死症の
発生は長年の臨床上の課題の一つであり、三剤の内服と
いう比較的コントロールのしやすい医療技術で、予防効
果が得られるということであれば、臨床的意義は高いと
考えられる。医学的な是非を検討するためには、エビデ
ンスの積み重ねがまだ必要な段階とは考えるが、一定の
有効性の傾向は認められるため、今後の進展に期待はで
きると考える。

薬事未承認の医薬品等

今回の臨床試験から、三剤併用による全身エリテマトーデ

を伴う医療技術の場

スにおける大腿骨頭壊死症発症予防に関して、一定の有益

合、薬事承認申請の効

なデータは得られていると考える。本試験において使用さ

率化に資するかどうか

れた医薬品について、今回対象とした疾病に対する薬事承

等についての助言欄

認申請が行われるのであれば、参考資料等での活用とし
て、申請の効率化には資するものと考える。

副担当:上村構成員
有効性

A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他

コメント欄:本研究は、SLE と診断され初回副腎皮質ホルモン治療を受ける患者を
対象として、クロピドグレル硫酸塩、ピタバスタチンカルシウム、トコフェロール
酢酸エステルの 3 剤を併用投与し、ステロイド性大腿骨頭壊死症の発生抑制効果
を検討する POC study である。当初の目標症例数は 150 症例であったが、50 例の

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