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○在宅(その5 )について-1 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第500回 11/26)《厚生労働省》 |
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離島における看取りの事例
中医協 総-1
2 9 . 1 2 . 1
○C島の概要
人口約700人。市営の渡船が1日7往復する。
○C島の医療提供体制の状況
医療機関・訪問看護事業所
市営 島内診療所
D訪問看護ステーション(本土)
(C島への訪問看護は当該事業所のみ)
定期の診療・訪問看護
緊急時対応
<外来> 月~金 8:30~17:00、土 8:30~12:00
<往診> 1回/週
<休診日> 土曜日の午後と日曜日、祝日、年末年始
<医療職> 医師1名(2~3年毎交代)、看護師2名
診療時間のみ
土日夜間医師不在
(医師は本土に居住)
1回/週
電話対応、渡船運行時間中は訪問
○事例
患者
70歳代男性
病名:肺癌、肺気腫、呼吸不全(在宅酸素療法実施) 家族:妻と2人暮らし、子どもは島外在住
• 肺がんに対し症状緩和を中心とした治療方針。本人の希望で在宅療養。
• 年末年始の医師不在時の急変対応として、予め蘇生しない意向を事前に確認し、本土のE病院にバックベッドの登録をしていた。
経過
看取りの実
際
意
見
家族
【医師不在時の事前取り決め】
診療所に電話をすると自動で消防本部に電話が切り替わり、救急車が市内(本土側)の港に待機。
C島の消防職員がストレッチャーで島の港へ運び、海上タクシーで本土へ搬送。
港で待機していた救急車でバックベッド登録しているE病院へ搬送。蘇生はしない。
• 年始のある日の明け方、患者の呼吸停止を家族が確認。年始であり医師の対応は不可。
• 家族は気が動転し、バックベッドの登録をしていたE病院ではない病院名を消防本部に伝え、F病院に救急搬送された。
• 搬送先のF病院において、既に心肺停止状態であったが蘇生を受け、数時間後、死亡が確認された。
(搬送に時間がかかり)大事なときに夫のそばにいることができなかった。
既に亡くなっていたと思うが、病院に運ぶしかなく、希望していない蘇生を受けた。あのまま静かに
自宅で見送りたかった。
ヒアリングを基に医政局看護課にて作成
13
中医協 総-1
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○C島の概要
人口約700人。市営の渡船が1日7往復する。
○C島の医療提供体制の状況
医療機関・訪問看護事業所
市営 島内診療所
D訪問看護ステーション(本土)
(C島への訪問看護は当該事業所のみ)
定期の診療・訪問看護
緊急時対応
<外来> 月~金 8:30~17:00、土 8:30~12:00
<往診> 1回/週
<休診日> 土曜日の午後と日曜日、祝日、年末年始
<医療職> 医師1名(2~3年毎交代)、看護師2名
診療時間のみ
土日夜間医師不在
(医師は本土に居住)
1回/週
電話対応、渡船運行時間中は訪問
○事例
患者
70歳代男性
病名:肺癌、肺気腫、呼吸不全(在宅酸素療法実施) 家族:妻と2人暮らし、子どもは島外在住
• 肺がんに対し症状緩和を中心とした治療方針。本人の希望で在宅療養。
• 年末年始の医師不在時の急変対応として、予め蘇生しない意向を事前に確認し、本土のE病院にバックベッドの登録をしていた。
経過
看取りの実
際
意
見
家族
【医師不在時の事前取り決め】
診療所に電話をすると自動で消防本部に電話が切り替わり、救急車が市内(本土側)の港に待機。
C島の消防職員がストレッチャーで島の港へ運び、海上タクシーで本土へ搬送。
港で待機していた救急車でバックベッド登録しているE病院へ搬送。蘇生はしない。
• 年始のある日の明け方、患者の呼吸停止を家族が確認。年始であり医師の対応は不可。
• 家族は気が動転し、バックベッドの登録をしていたE病院ではない病院名を消防本部に伝え、F病院に救急搬送された。
• 搬送先のF病院において、既に心肺停止状態であったが蘇生を受け、数時間後、死亡が確認された。
(搬送に時間がかかり)大事なときに夫のそばにいることができなかった。
既に亡くなっていたと思うが、病院に運ぶしかなく、希望していない蘇生を受けた。あのまま静かに
自宅で見送りたかった。
ヒアリングを基に医政局看護課にて作成
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