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○医療経済実態調査の結果に対する見解について-4-2 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00125.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第502回  12/3)《厚生労働省》
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医業収益および医業・介護費用の増減率
医業収益の増減率は、一般病院で▲3.3%、精神科病院で▲1.6%、一般診療所の医療法人で
▲4.0%、個人で▲7.5%であった。医業・介護費用は病院では抑制され、一般診療所では削減さ
れた。
医業収益および医業・介護費用の増減率
(%)

医業収益(除コロナ補助金)

医業・介護費用

5.0
0.3

0.2
0.0
▲ 5.0

▲ 1.1

▲ 1.6

▲ 3.3

▲ 2.3

▲ 4.0
▲ 7.5

▲ 10.0
全体

全体

医療法人

個人

集計1

集計1

集計2

集計2

(768)

(177)

(945)

(729)

一般病院

精神科病院

一般診療所

*中央社会保険医療協議会「第23回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告-令和3年実施-」から作成
病院には特定機能病院、歯科大学病院、こども病院を含まない。( )内は施設数。青色申告者を含む。

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公益社団法人 日本医師会

損益差額率および医業収益等の増減率(6月単月)
今回の調査では6月単月調査が行われたが、① 季節要因の影響を受けること、② 賞与等確定
していない値については前年度実績の1/12を用いていること、③ 年によって休日数が異なるが
補正されていないこと等の問題がある。過去の「医療経済実態調査」で6月単月調査が採用され
ていたが、精度が低く、直近2事業年(度)の調査に切り替えられた。今回の6月単月調査結果も
およそ架空の数値で構成されたものであり、医療機関の実態を表わすものではない。
それでもあえて集計結果に触れると、病院では、赤字が継続し、2021年6月の赤字幅は2019
年6月よりも大きかった。一般診療所では2021年6月の損益差額率が2019年6月を上回ったが、
給与費をはじめとする医療・介護費用を削減したことが寄与している。
6月単月 損益差額率(コロナ補助金を除く)
2019年6月

(%)

2020年6月

6月単月 医業収益および医業・介護費用の増減率
(2021年6月の対前々年同月比)

2021年6月

6.6

10.0

8.3
3.1

0.0
▲ 10.0

▲ 2.3

▲ 4.7
▲ 6.6

▲ 2.3
▲ 6.6

医業収益

(%)

20.0

▲ 2.8

6.0
4.0
2.0
0.0

4.3

(再掲)給与費

3.4

2.0

1.5

▲ 2.0
▲ 4.0

▲ 20.0

医業・介護費用

▲ 1.3 ▲ 0.8

▲ 0.4

▲ 0.3 ▲ 0.7

一般病院

精神科病院

一般診療所

一般病院

精神科病院

一般診療所

全体

全体

医療法人

全体

全体

医療法人

集計1

集計1

集計2

集計1

集計1

集計2

(594)

(121)

(645)

(594)

(121)

(645)

*中央社会保険医療協議会「第23回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告
-令和3年実施-」から作成 病院には特定機能病院、歯科大学病院、こども病
院を含まない。( )内は施設数。

*中央社会保険医療協議会「第23回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告
-令和3年実施-」から作成。 病院には特定機能病院、歯科大学病院、こども
病院を含まない。( )内は施設数。

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