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資料2 子宮頸がん検診におけるHPV検査導入の検討【青木参考人】 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25869.html |
出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会(第35回 5/25)《厚生労働省》 |
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追跡精検としての細胞診とHPV 検査の長所/短所
追跡精検の方法
細胞診
長所
•
•
現在のわが国の診療のインフラをそのまま
使用できる
判定結果に対する取扱いが明確(ASC-US
以上はコルポ診・組織診)
短所
•
•
•
•
HPV検査
•
•
•
HPVの持続感染によって病変が発生すると
いうエビデンスを論拠としている
検査結果に対する取扱いが、初回検診と同
じ方法なので理解しやすい(陽性であれば
細胞診、陰性であれば次回検診)
精検手法として細胞診より感度が高く、特
異度が低い
•
•
•
•
•
診療(CINの管理など)で行われる細胞診と
の差異が現場で誤認されやすい
受診者を含む検診関係者のアルゴリスムの理
解が必要
初回検診と追跡精検の方法が異なるので、受
診者を明確に区別する必要がある(精検受診
勧奨に必要)
精検手法としてHPV検査より感度が低く、特
異度が高い
受診者を含む検診関係者のアルゴリスムの理
解が必要
HPV陽性/細胞診陰性が増加する
HPV陽性者の経過観察の方法についてコンセ
ンサスが必要
受診者への説明が複雑
保険診療としては現状ではできない。
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追跡精検の方法
細胞診
長所
•
•
現在のわが国の診療のインフラをそのまま
使用できる
判定結果に対する取扱いが明確(ASC-US
以上はコルポ診・組織診)
短所
•
•
•
•
HPV検査
•
•
•
HPVの持続感染によって病変が発生すると
いうエビデンスを論拠としている
検査結果に対する取扱いが、初回検診と同
じ方法なので理解しやすい(陽性であれば
細胞診、陰性であれば次回検診)
精検手法として細胞診より感度が高く、特
異度が低い
•
•
•
•
•
診療(CINの管理など)で行われる細胞診と
の差異が現場で誤認されやすい
受診者を含む検診関係者のアルゴリスムの理
解が必要
初回検診と追跡精検の方法が異なるので、受
診者を明確に区別する必要がある(精検受診
勧奨に必要)
精検手法としてHPV検査より感度が低く、特
異度が高い
受診者を含む検診関係者のアルゴリスムの理
解が必要
HPV陽性/細胞診陰性が増加する
HPV陽性者の経過観察の方法についてコンセ
ンサスが必要
受診者への説明が複雑
保険診療としては現状ではできない。
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