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資料2 子宮頸がん検診におけるHPV検査導入の検討【青木参考人】 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25869.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第35回 5/25)《厚生労働省》
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3つの検診手法の長所/短所
検診手法

細胞診単独法

長所






HPV検査単独法





短所

浸潤がんの死亡率・罹患率減少効果につい
てエビデンスがある。
現在の検診事業のインフラをそのまま使用
できる。
検査の特異度が高い
要精検率は低い




細胞検査士の育成など人的資源を要する。
検診間隔:2年

浸潤がんの罹患率減少効果についてエビデ
ンスがある。
検査の感度が高い
細胞診単独法に比較して検診間隔の延長が
可能:5年程度





要精検率は高い
偽陽性が多い
アルゴリズムがやや複雑になるため、
運用が難しい
追跡精検の検査項目/時期の設定、遵守のため
の準備が必要
新たな体制整備、人員確保が必要




HPV検査+細胞診
併用法





浸潤がんの罹患率減少効果についてエビデ
ンスがある。
検査の感度がもっとも高い
細胞診単独法に比較して検診間隔の延長が
可能:5年程度







要精検率はもっとも高い
偽陽性が最も多い
アルゴリズムの複雑さによりその運用が
難しい
追跡精検の検査項目/時期の設定、遵守のため
の準備が必要
新たな体制整備、人員確保が必要

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