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資料4-2 ワーキンググループでの主な議論等のまとめ (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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(別添2)
対物業務の効率化


薬局薬剤師の対人業務を充実させるためには、医療安全が確保されることを
前提として、対物業務(薬剤の取揃えや調製等)を効率化し対人業務に注力で
きる環境の整備が必要である。
○ 対物業務の効率化のための手段として、調剤業務の一部外部委託の実施につ
いて、規制改革推進会議において強く要望されているところであるが、効率化
のための方法は外部委託に限るものではなく、その他の手段も含めて検討する
べきである。
○ こうした観点を踏まえ、対物業務の効率化について、以下の方針で取り組み
の検討を進めていくべきである。
(1)調剤の一部の外部委託
(引き続き検討中)
(2)処方箋の 40 枚規制(薬剤師の配置基準)
① 現状 8
○ 薬剤師の配置基準であるいわゆる処方箋の 40 枚規制 9は、調剤の質を
確保する観点から、薬局における薬剤師業務の実態を踏まえ、平成5年
に規定された(それまでの配置基準は、月平均の調剤数及び販売金額に
応じたものであった。)。
○ この処方箋の 40 枚規制の在り方を考える上では、①薬剤師の配置基
準という制度設計自体と、②40 枚という数値、の2つの観点がある。
○ 当時に比べて調剤機器やデジタル技術等が進展しており、対物業務の
効率化が可能となるが、その一方で対人業務の充実が求められている。
② 検討の方向性
〇 現状の診療報酬の体系が処方箋受付時の評価が中心であることを踏
まえれば、40 枚規制を撤廃又は緩和した場合、処方箋の応需枚数を増や
すために、服薬指導等の処方箋受付時の対人業務が軽視される可能性が
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厚生労働省の集計(働き方に関する調査-薬局の施設調査(令和2年度薬剤師
の需給動向把握事業)の結果に基づき計算)によれば、薬剤師1人あたりの1日
の処方箋の受付枚数としては、16~20 枚の薬局が最も多く、次いで 11~15 枚、
21~25 枚の薬局が多かった。処方箋の受付枚数が 30 枚を超える薬局は、全体の
約 17%であった。なお、眼科、耳鼻咽喉科及び歯科では薬剤師1人あたり 60 枚
が上限であるため、受付枚数が 40 枚を超える薬局が一定数存在する。このよう
なことから、本調査のデータでは各薬局における基準への充足率の判断はできな
い。
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1日の平均取扱処方箋 40 枚に1人以上の薬剤師を配置しなくてはならい規
定。ただし、眼科、耳鼻咽喉科及び歯科の処方箋については 60 枚に1人以上。
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