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日本医療研究開発機構(AMED)による脳とこころの研究推進プログラム(戦略的国際脳科学研究推進プログラム)の中間評価結果について (13 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
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グループ1-1 精神疾患や神経疾患等の治療的介入に
よる症状改善と進行抑制等の神経回路基盤の解明

関口課題:良い

解析対象テータ数 (女性/横断データ)
ANR ANBP BN HC 計
東北 21 15 6 21 63
二葉 5 6 3 19 33
京都 20 23 7 50 100
産医 9 1 1 26 3Z
九州 3 0 3 4 70
計 58 45 20 120 243

病型による凌縮の差異は、 ANRに特徴的な内受容感覚異常
や、ANBPに特徴的な過食忠吐の行動化や情動制御の困難
さに関与する可能性が示唆された。

<優れている点>

243例の脳画像データセットを従来手法と機械学習
を用いた解析を実施し、 順調に進展し興味深い成
果が得られつつある。

<今後の課題>

検体を最終年度にまとめて解析する計画の再検記
神経回路の検証かど目標達成への道筋の明確化

グループ1-1 精神疾患や神経疾患等の治療的介入に
よる症状改善と進行抑制等の神経回路基衣の解明

高橋課題:良い

成果 : MPH未服薬時のADHD患者におけるADHDの3特
性とDAT・NATの関連
・多動性や衝動性はドパミントランスボーター結合能と, 不
注意はノルアドレナリントランスポーター結合能と相関した。
・同一被験者のドパミントランスボーター・ノルアドレナリントラ
ンスボーター結合能を評価することにより(世界初の検討),
ADHDの3特性とドパミン・ノルアドレナリン神経系の異なる関
係を見出すことができた。

未服薬時の定量pET画像


<優れている点>

〇ADHDにおける治療楽メチルフェニテート (MPH) の
治療反応性に関して、 世界でも類を見ない足重なテータ
ベースを構築しつつある。

<今後の課題>
〇少ない症例数でも信頼性の高いデータを得るための分
析方法の効率化

〇神経回路の検証など目標達成への道筋の明確化

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