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日本医療研究開発機構(AMED)による脳とこころの研究推進プログラム(戦略的国際脳科学研究推進プログラム)の中間評価結果について (17 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
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グループ3 人工知能(AI)技術を活用したニューロフィードバック等の治療法の開発研究
川人課題 : 大変優れている

うつ病バイオマーカー開発
完全独立多施設データに汎化するうつ病脳バイオマーカーの導出
(Yamashita A et al ., P,oS 8jo/ogy., 2020)

・ 複数の独立コホートに対して型限定なしに平均70%の判別率を達成


診断と症状(BDIスコア)の双方に関わる3つの機能結合を同定

(Yamashita A et al ., ront Psycカgy., 2021 )
een diagnosIs and symptoms II間GIIOM)
Backview Right hemisphere Top view
FCNef(第二世代)のターゲットして期待

<優れている点>
〇 第二世代アルゴリズムによる安静時脳機能結合の解析パイブライン
が開発され、 これを用いた発達障害、 統合失調症、うつ病のバイオマー
カーの高精度化が進展した。 〇うつ傾向をもつ健常者、 非発達障害
当事者、 統合失調症患者、 幻肢痛患者を対象にニューロフィードバック
訓練を行い、 改善を認めるなとの進捗があり、〇 発達障害当事者を対
象とした特定臨床研究が承認されるなど、 チャレンジングな課題である
が、 着実な成果を上げている。

<今後の課題>
〇多施設で信頼度の高い解析條イプラインの開発
〇ニューロフィードバックの更なる汎化
〇有効性、 安全性に関する改善点の明示

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