よむ、つかう、まなぶ。
資料3-2-① 鈴木先生提出資料 (88 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第87回 6/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【2022年2月(2月7日~2月27日)の分析結果】
大阪府、東京都等33都道府県において、2022年2月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
2022年1月から2月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて、最も
大きい規模となっている。
2022年2月中の全ての死因を含む過少死亡数が例年の同時期より多い都道府県はなかった。
2022年1月から2月までの期間の全ての死因を含む全国の過少死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて同程度
であった。
全ての死因を含む全国の超過および過少死亡数(1-2月)
2022年*
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
超過死亡数(新方式)
10794–19442
356–4030
0–0
249–4910
3759–12912
2274–10714
超過死亡数(旧方式)
9060–21286
671–6923
9–639
1101–6957
2727–14072
1630–11419
過少死亡数(新方式)
0–0
0–583
5925–15565
0–1508
0–0
0–0
過少死亡数(旧方式)
12–1293
230–3702
3204–15867
165–3961
21–1188
35–1082
超過死亡数「XX–YY」の解釈
o
XX=予測死亡数の予測区間上限値と観測死亡数の差分
o
YY=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の超過死亡数はあり得る。
過少死亡数「AA–BB」の解釈
o
AA=予測死亡数の予測閾値下限と観測死亡数の差分
o
BB=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の過少死亡数はあり得る。
* 2022/1/3-2/27の新型コロナウイルス死者数:5,051
注)
○ 2021年12月分の全死亡報告より、全国の超過および過少死亡数を、全国の毎週の死者数から直接算出した(新
方式)。従来の方法(旧方式)では、全国の超過および過少死亡数を、都道府県ごとの超過および過少死亡数の積
算として算出していた。
○ 新・旧方式の違いは、旧方式は例えばある週でA県で超過、またB県で過少が認められた場合に、それぞれを超
過と過少を分けて捉えることができる。一方で新方式は、それぞれのプラス(A県の超過)とマイナス(B県の過少)が
打ち消し合い、日本全体では、その週では超過も過少もなかったと判断されうる(見えなくなる)。
○ 日本全体における超過や過少の文脈では、新方式の方がより直接的に全国の超過と過少を評価できる。また、
その他の先行研究でも日本を評価する際はこちらの方式が採用されており、比較可能性も高い。
○ これまでの旧方式での報告(2020年は過少が多く、2021年から超過が認められる)と、整合性の点で違いはない。
88
大阪府、東京都等33都道府県において、2022年2月中の全ての死因を含む超過死亡数が例年の同時期より多かった。
2022年1月から2月までの期間の全ての死因を含む全国の超過死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて、最も
大きい規模となっている。
2022年2月中の全ての死因を含む過少死亡数が例年の同時期より多い都道府県はなかった。
2022年1月から2月までの期間の全ての死因を含む全国の過少死亡数は、過去(2017~2021年)の同期間と比べて同程度
であった。
全ての死因を含む全国の超過および過少死亡数(1-2月)
2022年*
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
超過死亡数(新方式)
10794–19442
356–4030
0–0
249–4910
3759–12912
2274–10714
超過死亡数(旧方式)
9060–21286
671–6923
9–639
1101–6957
2727–14072
1630–11419
過少死亡数(新方式)
0–0
0–583
5925–15565
0–1508
0–0
0–0
過少死亡数(旧方式)
12–1293
230–3702
3204–15867
165–3961
21–1188
35–1082
超過死亡数「XX–YY」の解釈
o
XX=予測死亡数の予測区間上限値と観測死亡数の差分
o
YY=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の超過死亡数はあり得る。
過少死亡数「AA–BB」の解釈
o
AA=予測死亡数の予測閾値下限と観測死亡数の差分
o
BB=予測死亡数の点推定値と観測死亡数の差分
o
この範囲内に実際の過少死亡数はあり得る。
* 2022/1/3-2/27の新型コロナウイルス死者数:5,051
注)
○ 2021年12月分の全死亡報告より、全国の超過および過少死亡数を、全国の毎週の死者数から直接算出した(新
方式)。従来の方法(旧方式)では、全国の超過および過少死亡数を、都道府県ごとの超過および過少死亡数の積
算として算出していた。
○ 新・旧方式の違いは、旧方式は例えばある週でA県で超過、またB県で過少が認められた場合に、それぞれを超
過と過少を分けて捉えることができる。一方で新方式は、それぞれのプラス(A県の超過)とマイナス(B県の過少)が
打ち消し合い、日本全体では、その週では超過も過少もなかったと判断されうる(見えなくなる)。
○ 日本全体における超過や過少の文脈では、新方式の方がより直接的に全国の超過と過少を評価できる。また、
その他の先行研究でも日本を評価する際はこちらの方式が採用されており、比較可能性も高い。
○ これまでの旧方式での報告(2020年は過少が多く、2021年から超過が認められる)と、整合性の点で違いはない。
88