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資料2 臨床実習の在り方に対する主な意見と事務局提案について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26113.html
出典情報 言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会(第4回 6/8)《厚生労働省》
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言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会
(第2回)で構成員等よりいただいたご意見
3.臨床実習を実施する主たる施設の新設に関して












言語聴覚士の臨床実習は、短期間に分けて多施設で実施しているため、しっかりと連携をとっていても臨床実習受入れ先から、任せきりではない
かといった批判をよくされるという課題がある。
主たる実習施設を設置した場合、全ての学生が平等に行えるわけではないため、逆に不平等が表面化するのではないか。
「附属実習施設」をもたない養成施設でも過不足なく連携して臨床実習ができるのであれば、「主たる実習施設」という枠組みをあえて設定せず
とも問題はないのではないか。逆に、推奨してしまう表現とした場合、養成施設によっては非常に困難を感じたり多大な負荷をかけるのではない
か。
全国から臨床実習を受け入れている施設もあり、「主たる実習施設」の新設には違和感がある。
この「主たる施設」というのがある程度制限となり、近隣でないとならなくなった場合、臨床実習を受け入れられない大学病院がでてくる。
非常に整った教育環境と附属施設をもつ養成施設の目線で「主たる実習施設」を求めていると思われ、アンケートを見ても満たす施設は少数であ
り、言語聴覚士養成施設としての総意ではないのではないか。
ハラスメント予防等が目的ならば、当然すべての臨床実習受入れ先で大事なため、あえて主たるを実習施設として設定したところのみに求める狙
いがわからない。
学生を守るという観点からハラスメント防止を目的とするならば、学生の全実習時間のうちの多くを「主たる施設」で実施していないと実効性が
ないものになり、守ることができなくなるのではないか。
ハラスメント予防や臨床実習の質を上げるためであれば、理学療法士・作業療法士と同様に主たる実習施設の要件に、指導の質を担保する条件が
まず入るべき。
理学療法士・作業療法士で先行導入したために言語聴覚士も導入とするならば、導入による好事例を引き合いに議論できるが、まだそれも分から
ない状況では議論は難しいのではないか。
エ(原則として養成施設に近接していること)は、緊急時に教官が駆け付けたり相談を受けられるようにし、養成施設と実習受入れ先が連携をと
りやすくするための記載と考えられ、順番的にはアの次に置くべきではないか。

4.臨床実習施設として求められる設備に関して


教育施設で求められる設備は、「主たる施設」に関しての内容であることから、これに対する意見に合わせる。

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