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【資料8】再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)提出資料 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26202.html
出典情報 革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話(第5回 6/14)《厚生労働省》
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再生医療等製品特有の課題(官民対話実務者会合での討議案件以外)
再生医療等製品特有の制度設計の構築
論点


現状の認識





現状に対する
コメント

今後の検討
要望事項

業界の活動と
展望

② 再生医療等製品と共に使う
前処置薬等の薬事対応の明確化

① 海外出荷試験の活用
外国製造所で製造された製品は、
海外で出荷試験を実施しているが、
現状は国内製造所にて改めて出荷
試験を行う必要がある
ロット形成する場合も、一般に再生
医療等製品では少量しか製造できず、
製造したバッチの半分程度が試験や
保管に消費されてしまう
専門的かつ複雑な試験を国内で
再度実施することは⼤きな負担であり、
製造コストの増⼤に繋がる



品質保証の観点から日本国内で何を
すべきかについて、外国製造業許可、
製造業査察の在り方を含め、検討
頂きたい



MRA/MOU締結国との相互認証だけ
はなく、品質保証の観点から必要な
試験・確認のみで国内出荷判定を
可能とする枠組みを検討してほしい



厚労省とのWGにて適切な在り方を
整備し、提言する

③ 長期フォローに対する考え方の明示



再生医療等製品は前処置薬や併用
薬(リンパ球除去化学療法、免疫
抑制剤)等と共に使われる場合が
多いが、承認範囲内とならない場合に
は各製品の薬事手当てが要求される



再生医療等製品は長期にわたり有効
性が期待され、また長期の安全性への
影響を確認する必要がある製品が
多いが、これらに対する考え方(期間、
内容含む)がなく、各製品で当局との
議論により対応が決められている



再生医療等製品と共に使用される
ため、その有効性・安全性は同製品と
共に評価されるもので、かつ臨床現場
で使用実績がある医薬品の薬事手当
ての在り方について検討頂きたい



長期フォローの必要性については論じ
られているが、具体的に何をいつまで
対応すべきかわからず、個々の製品の
議論に委ねられている。考え方を示す
指針の制定が望まれる



臨床実態や、薬事手当てによる影響
などを精査したうえで、適した在り方を
整備してほしい



例えば小児の遺伝子疾患等、長期の
有効性・安全性のフォローが必要な
製品については、考え方などを示して
ほしい



厚労省とのWGにて適切な在り方を
整備し、提言する



レジストリの在り方にも影響するため、
事例を通して指針等の策定の方向性
について議論する

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