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資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(修正)(告示番号旧24) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26038.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第135回 6/16)《厚生労働省》
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先進医療総括報告書の指摘事項に対する回答1
先進医療技術名: 内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術
2022 年5月5日
(東京医科大学・井坂惠一)
1.LACC trial の結果を受けて、日本産科婦人科学会では腹腔鏡下子宮悪性手術
(子宮頸癌に限る)の指針として「腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮頸がんに限る)
を実施する場合,先進医療等で認められていた適用疾患(ⅠA1 期・ⅠA2 期・Ⅰ
B1 期・ⅡA1 期の子宮頸癌)(日産婦 2011 進行期分類)の範囲をこえない。」とあ
る。また、腹腔鏡下広汎子宮全摘出術が行われたⅠA2・ⅠB1・ⅠB2・ⅡA1 期(日
産婦 2011, FIGO 2008)の子宮頸癌 251 例について予後因子が検討された本邦
の報告では腫瘍径が 2cm をこえる症例とリンパ節郭清後に経腹的に体外へ搬出す
ることが再発のリスクを上昇させたと報告されている(Int J Clin Oncol 2021;26: 41728)。したがって、FAS100 例のうち術後に子宮体癌と判明した症例とリンパ節郭清を
しなかった症例を除く全 98 例のデータについては、1 年無再発生存率だけではな
く、観察期間内の再発の有無を確認するとともに、再発した全症例の臨床データに
つきこの観点から解析を要すると考えられるため、以下のデータをご提出いただきた
い。
①各症例のこれまでの観察期間
②各症例の全生存期間
③各症例の無再発生存期間
④術後に放射線治療や化学療法等の補助治療を行った症例の明示
⑤pT1B1 症例については腫瘍径が 2 ㎝未満か、2~4 ㎝か(UICC TNM2021 分
類の)T1B1 か、T1B2 かの明示
⑥無再発生存期間に関して 25 ページの表について術後病理診断の pT を、
UICC TNM2021 に書き換えて、再作成した表
【回答】
各症例の①観察期間、②全生存期間、③無再発生存期間、⑤UICC TNM2021 分類、
ならびに現在までの再発、死亡症例を下記の表に記載いたしました。

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