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資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(修正)(告示番号旧24) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26038.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第135回 6/16)《厚生労働省》
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先進医療総括報告書の指摘事項に対する回答2
先進医療技術名: 内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術
2022 年 5 月 10 日
(東京医科大学・井坂惠一)
1.新しい技術であり、施設間の技術格差が懸念されます。再発率、手術時間
や出血量、合併症の発生率に関して、参加施設間に格差が無かったでしょう
か。
【回答】
登録症例の多い 4 施設について下記の表のごとく検討したところ、主評価項目
である平均出血量はいずれも 300ml 以下の低値を示しましたが、手術時間には
偏りが認められました。これは各施設間における広汎子宮全摘術の術式の進め
方や術者の技量の違いによるものと考えます。合併症の発生率は、各施設間で多
少ばらつきを認めますが、開腹手術比べるといずれも少ない結果を示しており
ます。再発率に関しては、施設間の偏りが認められましたが、1b3 以上の症例を
施設 C(50%)および D(30.1%)は他施設に比べ多く施行したことがその要因
と考えられました。

2.9.6 データの品質保証について、
「内視鏡下に手術操作を行っている全過程(後治療として実施した腹腔鏡手
術も含む)をビデオ記録として保存する。
以下のいずれかに該当する場合、研究事務局はビデオ記録を確認する。
1) 術中に重大なプロトコル違反が生じた場合
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