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参考資料2 小児がん拠点病院等の整備指針(現行) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26455.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会 小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第2回 6/27)《厚生労働省》
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家族に心理社会的支援を提供する専門家であるチャイルド・ライフ・ス
ペシャリスト等のような、療養を支援する担当者を配置していることが
望ましい。
③ その他
ア 小児がん患者の状態に応じたより適切ながん医療を提供できるよう、
各診療科の医師における情報交換・連携を恒常的に推進する観点から、
各診療科が参加する話し合いの場等を設置することが望ましい。
イ 拠点病院の長は、当該拠点病院において小児がん診療に携わる専門的
な知識及び技能を有する医師の専門性及び活動実績等を定期的に評価
し、当該医師がその専門性を十分に発揮できる体制を整備すること。な
お、当該評価に当たっては、手術療法・放射線療法・薬物療法の治療件
数(放射線療法・薬物療法については、入院・外来ごとに評価すること
が望ましい。)、紹介されたがん患者数その他診療連携の実績、論文の発
表実績、研修会・日常診療等を通じた指導実績、研修会・学会等への参
加実績等を参考とすること。
(3)医療施設
① 専門的ながん医療を提供するための治療機器及び治療室等の設置
ア 放射線療法に関する機器を設置すること。ただし、当該機器は、リニ
アックなど、体外照射を行うための機器であること。
イ 集中治療室を設置すること。
ウ 小児がん患者及びその家族が心の悩みや体験等を語り合うための場を
設けること。
② 敷地内禁煙等
敷地内禁煙の実施等のたばこ対策に積極的に取り組むこと。
(4)診療実績
① 小児がんについて年間新規症例数が 30 例以上であること。なお、平成 30
年4月1日から9月 30 日までの新規症例数から、平成30年度の年間新
規症例数が 30 例以上となることが想定される場合は当該要件を満たして
いるものと見なす。
② 固形腫瘍について年間新規症例数が 10 例程度あること。
③ 造血器腫瘍について年間新規症例数が 10 例程度あること。

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