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資料3-8 藤井先生提出資料 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第92回 7/27)《厚生労働省》
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第七波における大規模な感染状況に伴う非常事態とその対応について
3 患者数が医療療養体制のキャパシティを大きく超過し、医療療養体制が今後、非常にひっ迫

現状
◆患者受入医療機関における確保病床での想定入院人数は約4,000人(確保病床4,692床(見込み含む)×稼働率85%)

・確保病床に限界。確保病床外での対応を要する患者が多数発生
(自院患者コロナ陽性病床、診療型宿泊療養施設、臨時の医療施設、その他宿泊療養施設、自宅療養 等)

・小児の感染者急増に伴う小児患者受入病床のひっ迫
◆医療機関クラスターが急増

自院患者コロナ陽性病床での治療継続が多数必要
◆医療従事者の感染や濃厚接触者となることによる、医療人材の不足

医療提供体制ひっ迫の一要因
◆コロナ疑い患者・軽症者や熱中症患者等による救急搬送要請急増(第六波のピーク時に相当)

救急医療体制ひっ迫のおそれ
◆宿泊療養希望者の急増

主な対策
■受入病床の更なる確保・運用が必要
・緊急避難的確保病床(軽症中等症病床)の運用等要請(7/21)
・フェーズ3(重症病床)の運用等要請(7/25)
【取組中】
・小児患者の受入体制の確保要請(7/21)

■入院対象の見直し(7/15実施済)

【取組済】

■入院患者待機ステーションの再開

【新規】

■宿泊療養における重症化リスクのある者等の
入所優先の徹底
≪詳細 P40≫
【見直し】
■自宅療養支援の充実

【新規】
・オンライン診療・薬剤処方の強化
(夜間・休日専用オンライン診療受付センターの設置等)
≪詳細 P41≫

1日の入所可能居室数を上回る療養希望の申込み
◆自宅療養者の急増(陽性者のほとんどが自宅療養)

往診や外来(搬送含む)、オンライン診療等、自宅療養者への医療提供体制がひっ迫のおそれ

・外来診療病院の登録及び夜間休日診療の実施・拡充
を要請(7/20)
・健康観察、自宅療養者への往診等を行う医療機関の拡充
・外来・往診による初期治療や訪問看護師による健康観察等
【取組中】

現在の感染規模が継続した場合、医療療養体制だけではなく、検査体制もひっ迫するおそれが極めて高く、
重症化リスクの高い患者への迅速な対応が困難になるおそれ

検査体制や保健・医療療養体制における非常事態

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