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2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について-回復期・働き方改革関連等- (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r4/ |
出典情報 | 2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果(8/5)《福祉医療機構》 |
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2022-003
1.3
施設基準に係る見直しによる影響
直し」がもっとも影響があると答えた病院では
施設基準の見直しにより、地ケア全体の
56.7%が、経営に影響があると回答
79.2%、それ以外の病院では 94.1%となり、14.9
地ケアの施設基準に係る見直しのうち、経過
(図表 6)経過措置期間終了後、在宅復帰率
の基準を満たせるか
ポイントの差が開いた(図表 6)。
措置期間終了後、もっとも影響があると考えら
れるものについては、43.3%が「影響はほとんど
満たせる
ない」と答えた一方、影響がある病院では「自宅
高く、次いで「在宅復帰率」が 14.9%と続く(図
「在宅復帰率」の見直しが
もっとも影響があると
答えた地ケア1(n=24)
表 5)。地ケア 1 は「在宅復帰率」が 19.5%、
その他の地ケア1(n=102)
等から入棟した患者割合」が 16.8%ともっとも
わからない
79.2%
20.8%
94.1%
5.9%
200 床以上の地ケア 2 は「自宅等から入棟した
患者割合」が 56.3%、200 床未満の地ケア 2 は
地ケア 2 については、
「自宅等から入棟した患
「自宅等からの緊急患者の受入数」
が 17.5%と、
者割合」、「自宅等からの緊急患者の受入数」ま
もっとも高い結果となった。
たは「在宅医療等の実績」の 3 要件のうち 1 つ
以上を満たさなければ、点数が 10%減算となる。
(図表 5)施設基準に係る見直しのうち、経
過措置期間終了後、もっとも影響があると
考えられるもの
重症患者割合
自宅等から入棟した患者割合
自宅等からの緊急患者の受入数
在宅復帰率
救急医療の実施
影響はほとんどない
8.2%
地ケア全体
(n=208)
10.1%
16.8%
8.3%
地ケア1
(n=133)
ら入棟した患者割合」の見直しがもっとも影響
があると答えた 200 床以上の地ケア 2 では
27.8%であるが、それ以外の 200 床以上の地ケ
ア 2 では 100%であった(図表 7)。このような
背景もあり、図表 5 でみたように、200 床以上
43.3%
の地ケア 2 においてもっとも影響のある見直し
6.8%
19.5%
3.1%
46.6%
は、
「自宅等から入棟した患者割合」が 56.3%と
3.1%
地ケア2_200床以上
(n=32)
地ケア2_200床未満
(n=40)
件を「満たしているか」については、
「自宅等か
6.7%
14.9%
9.0%
9.8%
「自宅等から入棟した患者割合が 2 割以上」の要
56.3%
12.5%
5.0%
7.5% 17.5% 10.0%
高い結果となったようだ。これまで自院の一般
28.1%
病棟からの転棟患者が多かった病院にとっては、
6.3% 3.1%
入院経路の見直しなどの対応が必要となり、影
47.5%
響が大きいと考えられる。
地ケア 1 については、在宅復帰率の基準が
70.0%から 72.5%に引上げられたが、直近 6 か
(図表 7)自宅等から入棟した患者割合が 2
割以上の要件を満たしているか
月間7における地ケア 1 の在宅復帰率の中央値を
確認したところ、82.4%であった。そのうち、
「在
満たしている
宅復帰率」の見直しがもっとも影響があると答
「自宅等から入棟した患者割合」の
見直しがもっとも影響があると答
えた200床以上の地ケア2(n=18)
えた 病院で は 79.0 %、そ れ以外の病 院では
83.2%となり、4.2 ポイントの差が開いていた。
その他の200床以上の地ケア
2(n=14)
また、経過措置期間終了後、在宅復帰率の基準
満たしていない
27.8%
72.2%
100.0%
を「満たせるか」については、
「在宅復帰率の見
7 2021 年 10 月から 2022 年 3 月まで(以下記載がない場合同じ)
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施設基準に係る見直しによる影響
直し」がもっとも影響があると答えた病院では
施設基準の見直しにより、地ケア全体の
56.7%が、経営に影響があると回答
79.2%、それ以外の病院では 94.1%となり、14.9
地ケアの施設基準に係る見直しのうち、経過
(図表 6)経過措置期間終了後、在宅復帰率
の基準を満たせるか
ポイントの差が開いた(図表 6)。
措置期間終了後、もっとも影響があると考えら
れるものについては、43.3%が「影響はほとんど
満たせる
ない」と答えた一方、影響がある病院では「自宅
高く、次いで「在宅復帰率」が 14.9%と続く(図
「在宅復帰率」の見直しが
もっとも影響があると
答えた地ケア1(n=24)
表 5)。地ケア 1 は「在宅復帰率」が 19.5%、
その他の地ケア1(n=102)
等から入棟した患者割合」が 16.8%ともっとも
わからない
79.2%
20.8%
94.1%
5.9%
200 床以上の地ケア 2 は「自宅等から入棟した
患者割合」が 56.3%、200 床未満の地ケア 2 は
地ケア 2 については、
「自宅等から入棟した患
「自宅等からの緊急患者の受入数」
が 17.5%と、
者割合」、「自宅等からの緊急患者の受入数」ま
もっとも高い結果となった。
たは「在宅医療等の実績」の 3 要件のうち 1 つ
以上を満たさなければ、点数が 10%減算となる。
(図表 5)施設基準に係る見直しのうち、経
過措置期間終了後、もっとも影響があると
考えられるもの
重症患者割合
自宅等から入棟した患者割合
自宅等からの緊急患者の受入数
在宅復帰率
救急医療の実施
影響はほとんどない
8.2%
地ケア全体
(n=208)
10.1%
16.8%
8.3%
地ケア1
(n=133)
ら入棟した患者割合」の見直しがもっとも影響
があると答えた 200 床以上の地ケア 2 では
27.8%であるが、それ以外の 200 床以上の地ケ
ア 2 では 100%であった(図表 7)。このような
背景もあり、図表 5 でみたように、200 床以上
43.3%
の地ケア 2 においてもっとも影響のある見直し
6.8%
19.5%
3.1%
46.6%
は、
「自宅等から入棟した患者割合」が 56.3%と
3.1%
地ケア2_200床以上
(n=32)
地ケア2_200床未満
(n=40)
件を「満たしているか」については、
「自宅等か
6.7%
14.9%
9.0%
9.8%
「自宅等から入棟した患者割合が 2 割以上」の要
56.3%
12.5%
5.0%
7.5% 17.5% 10.0%
高い結果となったようだ。これまで自院の一般
28.1%
病棟からの転棟患者が多かった病院にとっては、
6.3% 3.1%
入院経路の見直しなどの対応が必要となり、影
47.5%
響が大きいと考えられる。
地ケア 1 については、在宅復帰率の基準が
70.0%から 72.5%に引上げられたが、直近 6 か
(図表 7)自宅等から入棟した患者割合が 2
割以上の要件を満たしているか
月間7における地ケア 1 の在宅復帰率の中央値を
確認したところ、82.4%であった。そのうち、
「在
満たしている
宅復帰率」の見直しがもっとも影響があると答
「自宅等から入棟した患者割合」の
見直しがもっとも影響があると答
えた200床以上の地ケア2(n=18)
えた 病院で は 79.0 %、そ れ以外の病 院では
83.2%となり、4.2 ポイントの差が開いていた。
その他の200床以上の地ケア
2(n=14)
また、経過措置期間終了後、在宅復帰率の基準
満たしていない
27.8%
72.2%
100.0%
を「満たせるか」については、
「在宅復帰率の見
7 2021 年 10 月から 2022 年 3 月まで(以下記載がない場合同じ)
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