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2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について-回復期・働き方改革関連等- (8 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r4/
出典情報 2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果(8/5)《福祉医療機構》
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2022-003

料 1 の届出を行っている病院10(以下「回リハ

(図表 17)今改定の影響以外の減収要因

1」という。)についても、全体と同様の傾向で

複数回答

あった。以下、増収・減収要因についてみていく

利用率の低下
外来単価の低下

入院単価の低下
その他
64.1%

が、全体と同様の傾向の場合、回リハ 1 に係る

回リハ全体(n=39)

記載は割愛する。

25.6%
5.1%
41.0%
63.6%

回リハ1(n=22)

(図表 15)前年同月と比べた医業収益の状

増収(+2%以上)

横ばい

31.8%
9.1%
45.5%

減収(△2%以上)

2.2
回リハ全体(n=125)

31.2%

36.8%

32.0%

回リハ1(n=73)

30.1%

38.4%

31.5%

重症患者割合の基準の引上げによる

影響
改定前の基準を満たす回リハ 1 の 29.0%が調
査時点で改定後の基準を満たしていない

増収要因について確認したところ、回リハ全
体で「今改定の影響以外」が 97.4%と大半を占

今改定により、新規入院患者に占める重症の

めていた。その具体的な要因は、地ケアと同様

患者の割合(以下「重症患者割合」という。)

に、回リハ全体で「利用率の上昇」が 57.9%と

の基準が、回リハ 1・2 は 3 割以上から 4 割以

もっとも高い(図表 16)
。なお、
「その他」につ

上へ、回リハ 3・4 は 2 割以上から 3 割以上へ

いては、コロナ対応関連補助金のほか、外来患

と引上げられた。直近 6 か月間の重症患者割合

者数の増加、訪問リハビリテーションの需要の

が改定前の基準は満たすが、改定後の基準は満

増加などの回答もあった。

たせない病院は、回リハ 1 で 29.0%、回リハ 2
で 15.8%、回リハ 3 で 21.1%であった(図表
18)。いずれも、基準の引上げによって、そのま

(図表 16)今改定の影響以外の増収要因
複数回答

利用率の上昇
外来単価の上昇

回リハ全体(n=38)

回リハ1(n=22)

入院単価の上昇
その他

までは基準を満たせなくなる病院が一定数存在
することがわかった。なお、改定後の基準を満

57.9%
55.3%

たせない病院の 85.7%は、経過措置期間終了以

36.8%
31.6%

降、
「満たせる予定」と答えたが、回リハ 1 の一
54.5%
54.5%

部では回リハ 3 への届出変更を検討している病

36.4%
31.8%

院もみられた。

一方、減収要因について確認したところ、増

(図表 18)改定前の重症患者割合の基準を
満たす病院のうち改定後の基準を満たすか

収要因と同様、回リハ全体で「今改定の影響以
外」が 97.5%と大半を占めていた。その具体的
な要因は、地ケアと同様に、回リハ全体で「利用

改定後の基準を満たす

率の低下」
が 64.1%ともっとも高い(図表 17)。

回リハ1(n=69)

なお、
「その他」については、外来患者数の減少

回リハ2(n=19)

のほか、リハビリ職員に複数名の体調不良者が

回リハ3(n=19)

改定後の基準を満たさない
71.0%
84.2%
78.9%

29.0%
15.8%
21.1%

出たことなどが挙げられた。

10 本調査において、回リハのうち入院料 2、3、4、5 および 6 は n 数が少ないため、一部記載を割愛した。

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