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2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果について-回復期・働き方改革関連等- (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r4/ |
出典情報 | 2022年度(令和4年度)診療報酬改定の影響等に関するアンケート結果(8/5)《福祉医療機構》 |
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2022-003
(図表 12)前年同月と比べた「自院等の一
般病棟から転棟した割合」の変化
低下
横ばい
2021 年度中にも算定実績があった。2021 年 4
月と 2022 年 4 月の両方で算定実績のある病院
上昇
地ケア全体(n=132) 17.4%
76.5%
地ケア1(n=92) 16.3%
78.3%
地ケア2_200床以上(n=23)
また、算定実績のある病院のうち 99.2%が
26.1%
6.1%
における「自宅・その他施設から入院した割合」
5.4%
の変化は、地ケア全体では「横ばい」が 76.4%
8.7%
ともっとも高く、次いで「上昇」が 17.3%と続
5.9%
く(図表 14)。地ケア 1 は全体と同様の傾向だ
65.2%
地ケア2_200床未満(n=17) 11.8%
82.4%
が、地ケア 2 は 200 床以上・未満のいずれも「上
昇」が約 3 割と高い。200 床以上の地ケア 2 に
ついては、
「自院等の一般病棟から転棟した割合」
1.7
在宅患者支援病床初期加算の算定状
が「低下」した病院の 83.3%が、
「自宅・その他
況
施設から入院した割合」が「上昇」したと答えて
61.5%が届出。2021 年 4 月と比べた自宅・そ
の他施設から入院した割合は「横ばい」が
76.4%、「上昇」が 17.3%
いたことからも、基準を満たすために、自宅・そ
の他施設から一般病棟へ入院していた患者の一
部を地ケアへの直接入院に変更した可能性があ
る。
在宅患者支援病床初期加算は、改定前まで、
介護老人保健施設(以下「老健」という。
)等ま
(図表 14)前年同月と比べた「自宅・その
他施設から入院した割合」の変化
たは自宅から入院した場合、14 日を限度に一律
300 点が算定できた。しかし、改定後は、老健か
低下
らの場合は 500 点と 200 点上昇、それ以外から
の場合も 400 点と 100 点上昇したが、入院元に
横ばい
上昇
6.3%
地ケア全体(n=127)
よって点数に差がつけられた。同加算の算定状
76.4%
17.3%
6.5%
地ケア1(n=93)
況は、地ケア全体で 61.5%に算定実績があり、
80.6%
12.9%
5.3%
地ケア 1、200 床以上の地ケア 2、200 床未満の
地ケア2_200床以上(n=19)
地ケア 2 の順に割合が高い(図表 13)。地ケア
地ケア2_200床未満(n=14)
63.2%
31.6%
7.1%
64.3%
28.6%
1 は自宅等から入棟した患者割合が 2 割以上、
200 床以上の地ケア 2 は自院の一般病棟から転
2
棟した患者割合が 6 割未満といった施設基準が
2.1
定められていることが要因と考えられる。
前年度と比べた医業収益の状況
前年同月と比べて回リハ全体で 36.8%が横
ばい、32.0%が減収。増収・減収した要因は
いずれも「今改定の影響以外」が 97%以上で、
利用率の変動が影響
(図表 13)在宅患者支援病床初期加算の算
定状況
算定実績あり
回復期リハビリテーション病棟入院料
算定実績なし
2021 年 4 月と比べた 2022 年 4 月単月の医業
地ケア全体(n=208)
地ケア1(n=133)
地ケア2_200床以上(n=32)
地ケア2_200床未満(n=40)
61.5%
69.9%
59.4%
37.5%
38.5%
収益の状況は、回リハ全体で「横ばい」が 36.8%、
30.1%
次いで「減収」が 32.0%と続き、回答が割れた
40.6%
(図表 15)
。回復期リハビリテーション病棟入院
62.5%
Copyright ⓒ 2022Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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(図表 12)前年同月と比べた「自院等の一
般病棟から転棟した割合」の変化
低下
横ばい
2021 年度中にも算定実績があった。2021 年 4
月と 2022 年 4 月の両方で算定実績のある病院
上昇
地ケア全体(n=132) 17.4%
76.5%
地ケア1(n=92) 16.3%
78.3%
地ケア2_200床以上(n=23)
また、算定実績のある病院のうち 99.2%が
26.1%
6.1%
における「自宅・その他施設から入院した割合」
5.4%
の変化は、地ケア全体では「横ばい」が 76.4%
8.7%
ともっとも高く、次いで「上昇」が 17.3%と続
5.9%
く(図表 14)。地ケア 1 は全体と同様の傾向だ
65.2%
地ケア2_200床未満(n=17) 11.8%
82.4%
が、地ケア 2 は 200 床以上・未満のいずれも「上
昇」が約 3 割と高い。200 床以上の地ケア 2 に
ついては、
「自院等の一般病棟から転棟した割合」
1.7
在宅患者支援病床初期加算の算定状
が「低下」した病院の 83.3%が、
「自宅・その他
況
施設から入院した割合」が「上昇」したと答えて
61.5%が届出。2021 年 4 月と比べた自宅・そ
の他施設から入院した割合は「横ばい」が
76.4%、「上昇」が 17.3%
いたことからも、基準を満たすために、自宅・そ
の他施設から一般病棟へ入院していた患者の一
部を地ケアへの直接入院に変更した可能性があ
る。
在宅患者支援病床初期加算は、改定前まで、
介護老人保健施設(以下「老健」という。
)等ま
(図表 14)前年同月と比べた「自宅・その
他施設から入院した割合」の変化
たは自宅から入院した場合、14 日を限度に一律
300 点が算定できた。しかし、改定後は、老健か
低下
らの場合は 500 点と 200 点上昇、それ以外から
の場合も 400 点と 100 点上昇したが、入院元に
横ばい
上昇
6.3%
地ケア全体(n=127)
よって点数に差がつけられた。同加算の算定状
76.4%
17.3%
6.5%
地ケア1(n=93)
況は、地ケア全体で 61.5%に算定実績があり、
80.6%
12.9%
5.3%
地ケア 1、200 床以上の地ケア 2、200 床未満の
地ケア2_200床以上(n=19)
地ケア 2 の順に割合が高い(図表 13)。地ケア
地ケア2_200床未満(n=14)
63.2%
31.6%
7.1%
64.3%
28.6%
1 は自宅等から入棟した患者割合が 2 割以上、
200 床以上の地ケア 2 は自院の一般病棟から転
2
棟した患者割合が 6 割未満といった施設基準が
2.1
定められていることが要因と考えられる。
前年度と比べた医業収益の状況
前年同月と比べて回リハ全体で 36.8%が横
ばい、32.0%が減収。増収・減収した要因は
いずれも「今改定の影響以外」が 97%以上で、
利用率の変動が影響
(図表 13)在宅患者支援病床初期加算の算
定状況
算定実績あり
回復期リハビリテーション病棟入院料
算定実績なし
2021 年 4 月と比べた 2022 年 4 月単月の医業
地ケア全体(n=208)
地ケア1(n=133)
地ケア2_200床以上(n=32)
地ケア2_200床未満(n=40)
61.5%
69.9%
59.4%
37.5%
38.5%
収益の状況は、回リハ全体で「横ばい」が 36.8%、
30.1%
次いで「減収」が 32.0%と続き、回答が割れた
40.6%
(図表 15)
。回復期リハビリテーション病棟入院
62.5%
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