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参考資料1-8 浜口班の議論における参考資料(令和3年12月6日開催)(令和3年度第6回安全技術調査会参考資料1-3) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27504.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和4年度第2回 8/23)《厚生労働省》
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表1 接種後6日間の主な副反応(特定有害事象)の発現状況(本剤の発現割合が

発現例数[発現割合(%)

本剤群

注射部

接種

評価

回数

例数

1

192

プラセボ群
Gr
ade3 評価

全体

以上a)

例数

100(
52.
1) 1(
0.
5)

64

4(
6.
3)

2

176

41(
23.
3)

0

61

2(
3.
3)

0

1

192

85(
44.
3)

2(
1.
0)

64

3(
4.
7)

0

倦怠感

疲労

頭痛

悪寒

発熱b)

評価

発現例数

(%)

例数

(%)

有効率(%)

主解析の対象集団(SDSD + LDSD)※
COVI
D19c)

0

位仏痛

筋肉痛

発現例数

例数

以上a)

注射部
位圧痛

評価

主要解析(COV001試験、COV002試験、COV003試験及びCOV005試験b))

Gr
ade3

全体

対照薬群a)

本剤群

10%以上の事象)

d)
入院c),

84

248

66.
73

(
0.
98)

(
2.
89)

f
)
,
j
)
(
57.
41,
74.
01)

0

8,
597

2

176

60(
34.
1)

0

61

2(
3.
3)

0

重症

1

192

68(
35.
4)

3(
1.
6)

64

3(
4.
7)

0

COVI
D19c),e)

2

176

29(
16.
5)

0

61

3(
4.
9)

0

承認用量の対象集団(SDSD)

1

192

67(
34.
9)

3(
1.
6)

64

3(
4.
7)

0

2

176

19(
10.
8)

0

61

3(
4.
9)

0

1

192

54(
28.
1)

3(
1.
6)

64

6(
9.
4)

0

0

COVI
D19c)
d)
入院c),

8,
581

9

100

(
0.
10)

h)
,
i
)
(
50.
19,
NE)

2

100

(
0.
02)

h)
,
i
)
(
432.
68,
NE)

74

197

63.
09

(
1.
03)

(
2.
74)

f
)
,
j
)
(
51.
81,
71.
73)

0

7,
201

7,
179

8

100

(
0.
11)

h)
,
i
)
(
42.
58,
NE)

2

176

19(
10.
8)

0

61

3(
4.
9)

0

1

192

48(
25.
0)

4(
2.
1)

64

2(
3.
1)

0

2

176

17(
9.
7)

0

61

5(
8.
2)

0

1

192

38(
19.
8)

4(
2.
1)

64

0

0

2

176

1(
0.
6)

0

61

0

0

1

192

19(
9.
9)

4(
2.
1)

64

0

0

b)事前に規定した基準(COVI
D19症例が各試験5例以上)
を満たした試験

2

176

3(
1.
7)

0

61

1(
1.
6)

0

c)初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であり、2回目の接種後15日以
降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に確認された初発の症候性
COVI
D19

重症

0

COVI
D19c),e)

1

100

(
0.
01)

h)
,
i
)
(
3742.
53,
NE)

LDSD:1回目低用量及び2回目標準用量を接種、NE:評価できず、SDSD:
標準用量を2回接種
a)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水

a)
重症度が「重度(日常活動を妨げる等)

以上として報告された事象
b)
37.
9℃以上。
39.
0℃以上の場合、
重症度が重度(Gr
ade3)
以上とした
17.
1.
2海 外 試 験( COV001試 験 、COV002試 験 、COV003試 験 及 び

d)W HOの重症度がGr
ade4以上

COV005試験を用いた併合解析)

e)W HOの重症度がGr
ade6以上

無作為化比較対照盲検試験4試験を対象に、併合解析(中間解析及び主要解

f
)試験番号、接種群、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69歳、70歳以
上)を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰モ
デル

析)により本剤の評価を行った。本項では、表2を除き、主要解析時点のデー
タ4)を示す。18歳以上の男女24,
257例が無作為割付され、24,
244例が本剤
又は対照薬[4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水]を筋肉内に1回又
は3〜28週間間隔で2回接種した。
(
1)予防効果
初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であり、本剤をSDSD、又は1回
目低用量(2.
2×1010 vp)及び2回目標準用量(LDSD)で2回接種した男女
8,
597例、及び対照薬群男女8,
581例を対象に有効性を評価した。本剤群に
は、18〜64歳91.
8%、65歳以上8.
2%、女性56.
0%、白人74.
9%、黒人10.
1%、
アジア人3.
7%が含まれた。主要解析時点の追跡期間の中央値は、初回接種後
4.
7カ月、
2回接種後2.
7カ月であった。
有効性の主要評価項目は、初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であ

g)95.
84%両側信頼区間
h)接種群を因子とし、試験番号、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69
歳、70歳以上)を層別因子として含み、条件付きの正確な方法を用いた層別
化ポアソン回帰モデル
i
)97.
5%片側信頼区間
j
)95%両側信頼区間
※ 本剤の承認用法用量はSDSDである
表3 承認用量の対象集団(SDSD)における接種間隔別のCOVI
D19a)に対す
る有効率(主要解析)
本剤群

り、2回目の接種後15日以降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に
確認された初発の症候性COVI
D19
(37.
8℃以上の発熱、咳嗽、息切れ、無

接種間隔

嗅覚、又は味覚消失の少なくとも1つの症状を有する症例)とした。解析結果
は、表2 のとおりであった。探索的解析により、本剤の接種間隔が長いほど

4週以上

抗体応答が増加し、
有効率が上昇する傾向が認められた
(表3)


8週未満

表2 COVI
D19に対する有効率(中間解析及び主要解析)

8週以上

対照薬群a)

本剤群
評価

発現例数

評価

発現例数

例数

(%)

例数

(%)

12週以下
有効率(%)

d)
入院c),

(
0.
52)
5,
807

重症

101

70.
42

(
1.
73)

f
)
,
g)
(
54.
84,
80.
63)

d)
入院c),

重症
COVI
D19c),e)

4,
440

(%)

例数

(%)

1.
09) 4,
183 90(
2.
15)
4,
294 47(
1,
555 18(
1.
16) 1,
580 66(
4.
18)

c)
,
d)
有効率(%)

50.
48
(
29.
55,
65.
19)
72.
64
(
53.
95,
83.
75)

b)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水
c)接種群を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰
モデル

5

100
h)
,
i
)
(
9.
44,
NE)

1

100

(
0.
02)

h)
,
i
)
(
3860.
07,
NE)

27

71

62.
10

間)、被験者日誌により収集した副反応を評価した。主な副反応の発現状況

(
0.
61)

(
1.
59)

f
)
,
g)
(
39.
96,
76.
08)

は、表4のとおりであった。これらの事象のうち、1回目接種後の全ての事象

4

100

(
0.
09)

h)
,
i
)
(
51.
72,
NE)

5,
829

d)95%両側信頼区間
(
2)安全性

承認用量の対象集団(SDSD)
COVI
D19c)

発現例数

例数

(
0.
09)

0
0

COVI
D19c),e)

評価

SDSD:標準用量を2回接種


主解析の対象集団(SDSD + LDSD)

30

発現例数

a)初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であり、2回目の接種後15日以
降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に確認された初発の症候性
COVI
D19

中間解析(COV002試験及びCOV003試験b))

COVI
D19c)

対照薬群b)

評価

0

本剤又は対照薬を少なくとも1回接種した男女24,
244例(本剤群12,
282例、
対照薬群11,
962例)を対象に安全性を評価した。一部の被験者(本剤群
2,
725例、対照薬群2,
573例)を対象に治験薬接種後7日間(接種日含め8日

4,
455

の発現日(中央値)は接種翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央
値)は注射部位圧痛3日、注射部位仏痛、疲労及び頭痛2日、その他の事象は1
日であった。2回目接種後の発現日(中央値)は発熱は接種翌々日、その他の

0

0

事象は接種翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央値)は注射部位



圧痛、
疲労、
頭痛及び関節痛2日、
筋肉痛1.
5日、
その他の事象は1日であった。

−3−

26