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04【資料2】オミクロン株対応2価ワクチンの接種間隔短縮について(令和4年度第11回薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会資料) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28621.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第39回 10/20)《厚生労働省》
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表 B 1 回目の追加接種から治験薬接種までの接種間隔別の接種後 7 日間の特定副反応の発現状況
(1 価(起源)ワクチン)
(特定有害事象解析対象集団)
88日以上118日未満
(N=85)
n(%)

118日以上150日未満
(N=181)
n(%)

150日以上
(N=82)
n(%)

60(70.6)

144(79.6)

63(76.8)

7( 8.2)

5( 2.8)

1( 1.2)

12(14.1)

8( 4.4)

2( 2.4)

疼痛
発赤・紅斑
腫脹・硬結
a)

9(10.6)

34(18.8)

10(12.2)

頭痛

35(41.2)

68(37.8)

39(47.6)

疲労

46(54.1)

91(50.6)

42(51.2)

筋肉痛

34(40.0)

70(38.9)

30(36.6)

関節痛

30(35.3)

52(28.9)

28(34.1)

6( 7.1)

19(10.6)

10(12.2)

18(21.2)

33(18.3)

23(28.0)

2( 2.4)

5( 2.8)

5( 6.1)

リンパ節症

悪心・嘔吐
悪寒
発熱b)
N=解析対象例数、n=発現例数
a)注射部位側の腋窩の腫脹又は圧痛
b)38℃以上(口腔内体温)

(モデルナ社より提出された資料)

<ファイザー社ワクチンについて>
① 2価(起源/オミクロン BA.1)ワクチンの臨床試験における追加接種の接種間隔
は5カ月以上であるものの、1価(オミクロン BA.1)ワクチンを用いた3~6カ月
間隔での臨床試験データが提出されており、中和抗体価の上昇が認められ、安全性
についても特段の懸念は報告されていない。
【臨床試験概要】
・ 初回免疫として1価(起源)ワクチン 30 μg を2回、1回目の追加接種として
1価(起源)ワクチン 30 μg を接種した 18 歳以上 55 歳以下の者を対象に、1回
目の追加接種から3~6カ月経過後に2回目の追加接種として1価(オミクロン
BA.1)ワクチン又は1価(起源)ワクチンを接種した際の安全性及び免疫原性が検
討された。
【有効性】
・ 1価(オミクロン BA.1)ワクチン 30 μg 群について、1価(起源)ワクチン 30
μg 群を対照としたオミクロン株 BA.1 系統に対する中和抗体価の GMR の値は 1.75
であり、両側 95%信頼区間の下限値は事前に規定された優越性の基準値である 1.0
を上回ったことから、1価(起源)ワクチン 30 μg に対する優越性が示された。
また、オミクロン株 BA.1 系統に対する中和抗体の抗体応答率は対照群よりも 23.0%
高く、両側 95%信頼区間の下限値は事前に規定された非劣性の限界値である-5%を
上回ったことから、1価(起源)ワクチン 30 μg に対する非劣性が示された。

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