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別紙3 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00041.html
出典情報 先進医療会議(第107回 2/4)《厚生労働省》
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子宮内細菌叢検査の概要図




子宮内膜の細菌叢が、正常であるのか、異常であるのかを判断する検査技術。
乳酸桿菌の比率が高い状態を正常とする。
乳酸桿菌の比率が低い状態、菌共生バランスの失調状態、または病原菌 が存在している
状態を異常とする。

○ 検査結果は、同時に行われるEMMA(Endometrial Microbiome Metagenomic
Analysis)/ALICE(Analysis of infection Chronic Endometritis)にて判定する。
・ EMMAでは、子宮内膜検体における乳酸桿菌( Lactobacilli )の割合、特に多く検出された
細菌10種類程の割合を検出する。
・ ALICEでは、Enterococcus 属菌、腸内細菌科(大腸菌や肺炎桿菌など)、Streptococcus属菌、
Staphylococcus属菌、Mycoplasma属菌、Ureaplasma属菌、Chlamydia属菌、Neisseria属菌の8
種を検出する。

検査の流れ(イメージ)
子宮内膜生検

DNA抽出

報告

NGS解析

検査結果を踏まえて、
治療方針を策定※
※ 明らかな子宮内細菌叢の異常が検出されなければ生殖補助医療を行うが、子宮
内細菌叢の異常が検出されれば、まずは生活指導や抗生剤治療等を検討する。

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